「これはわかりやすい…」アメリカのタバコの売上vs肺がん率のグラフが注目を集める
(credit:Reddit/rosetechnology)
黄色の折れ線グラフ:1日1人当たりに何本売られたか
赤色の線グラフ:10万人当たりの肺がん死亡率
ちょうど30年遅れくらいでシンクロするような推移。
タバコの売り上げに合わせて、数十年後に肺がん死亡者が増減しているように見えます。
このグラフだけで判断するのは早計ですが、一定の説得力を感じますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●わかりやすい……。
●1960年では、大人が平均1日10本吸っていたというのがクレイジーである。
↑非喫煙者も入れての平均なので、いかに大量に吸っていたか。
↑70年代に子供時代を過ごしたが、知ってる大人たち全員が1日1箱ペースで吸っていた。その当時の高校は、生徒用の喫煙エリアすらあったよ。
↑1979年生まれだが、子供時代はまわりの大人全員が喫煙していた。レストランや飛行機の喫煙場所がだんだんと減っていくのを見てきたね。
「喫煙場所」は今思うと笑える。レストランのコーナーにあって煙を留める場所ではなかった。当時は間接喫煙から逃げるのは不可能だった。
●「喫煙ですか、禁煙ですか?」
この質問は今でも聞こえてくるほど、小さいときに夕食に行くといつもこれを聞かれた。(※現在アメリカのほとんどの州で、レストランは全面禁煙)
↑5〜6年前に妻とミネソタ州のカジノのレストランへ行った。
そこで喫煙か禁煙かを尋ねられた。「なんてこった、これはもう20年くらい聞いてなかった」と思ったよ(笑)
↑父親が「1日1箱」のスモーカーで毎日20本吸っていた。
60歳で肺がんの診断を受けて同年に亡くなった。祖父はタバコを吸わず95歳まで生きた。自分は高校を出てから喫煙してない……祖父のようになれるといいな。
↑エビデンスでは40歳前にやめると、高齢になる前に肺を癒せる十分な時間を与えるそうだ。
↑両親とも70年代は1日に2〜3箱を吸うスモーカーだった。当時はそれがノーマルでオフィスでもレストランでも飛行機でも、ほぼどこでもそうだった。週末には両親の部屋で寝たが、電気が消えたあとにオレンジに光る燃えさしを寝る前に見ていた。父親は20年前に肺がんで亡くなった。
●飛行機や病院で喫煙していたときのことを覚えている? 今思えば本当に変だった……。
↑レストランやバ―で違法にされたとき、どれくらいの不満が出たか覚えてる?
●13〜40歳まで吸っていた。禁煙7周年を迎える。
↑グッドニュース!
研究者は15-34歳、35-44歳、45-54歳、55-64歳に止めた人たちは、吸い続けた人々より肺がんで死ぬリスクを100%、89%。78%、56%減ったデータがある。
(Smokers Who Quit Before Age 40 Can Avoid 90% of the Excess Risk of Cancer Death Associated with Continued Smoking)
↑面白いことに、タバコの箱に書かれていた「40歳以上はなんたらかんたら」って警告に敬意を払っていた。
ずっと大人になっても自分に言い聞かせ、40歳になったらやめた。
●自分もタバコはやめるべきだな。
●これほど薬剤やがん治療があると言うのに、最も大きくがんの死亡率を減らしたのは公共のポリシーチェンジだった。それも嘘を言い続けるタバコ産業に対して戦い続けた結果だ。
↑製薬開発の仕事をしている。何兆ドルや膨大な労力を使って薬剤を開発してるが、90%の健康問題は、みんなが健康的に食べて十分に寝て、適切な運動することで解決する。
医学の進歩よりも、ライフスタイルの見直しが重要のようです。