イギリス首相はそれぞれ演壇のデザインが異なっていた…歴代5人の比較
イギリスのリズ・トラス前首相が経済失策を理由にわずか45日でスピード辞任し、新しくリシ・スナク首相が誕生しました。
官邸で記者会見するときには演壇の後ろに立つのですが、近年は各首相ごとに特有のデザインになっているのだとか。
直近5人の首相の演壇が比較されていました。
Each UK Prime Minister since 2010 have had their own personal lectern designed : Reddit
右から順番に
デイビッド・キャメロン氏(第75代首相)
テリーザ・メイ氏(第76代首相)
ボリス・ジョンソン氏(第77代首相)
リズ・トラス氏(第78代首相)
リシ・スナク氏(第79代首相)
ずいぶんと異なる演壇のデザイン。
太く真っ直ぐな演壇のボリス・ジョンソン氏、細い演壇で赤いスーツが映えるテリーザ・メイ氏など、個性が出ています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●リズ・トラスはジェンガをしたんだな。5分も保たなかった。
↑リズの演壇は首相になっていた期間より作るのに時間がかかる。
↑自分もそれを言おうとした! 彼女が首相としてやったことは一番小さいが、演壇は最も手間をかけた。
↑誰かが彼女の演壇から間違ったピースを抜いたんだ……。
↑彼女は自分でしたんだよ。
↑きっと家に持って帰ったんだ。
↑下向きのスパイラル。
●イギリスの政治不安の真の原因を偶然見つけたんだ:それは演壇の産業集合地帯だ。こっそり演壇を裏から操り、もっと高級な演壇を売ってダウニング街10番地(イギリス首相官邸)の地価をキープするんだ。
↑大勢がこの構造に気づき始めたが、もう止められない。止めようとした者はテムズ川の底から演壇にくくられて発見されたんだ。黙っていたほうがいいんだ。
↑ポジティブな点として、リズ・トラスの演壇は質が高い。彼女は失業中なのでマネタイズ出来る方法を見つけますように。
↑「売ります:趣味のよい演壇、ほぼ未使用」
↑そうだよ。実際クールなデザインである。
●このようなデザインの発注は時間がかかる。
なので、あらかじめ各デザインのストックがあって、新首相が決まるとあわてて夜中までかけて作っているのかい? 月曜日の10番街の記者会見に間に合うように?
作る際は、首相の身長を計ってフィットしてもらいに行くのかな? デザインは首相が承認?
アドバイザーやコンサルタントのスイートルームがあって、デザインアイデアに署名するの? 新首相にどんな印象を与えるかもフォーカスされる?
↑自分もその答えを知りたい。もしかしたら候補者は自分の演壇をすでに作あって持っているのかも?
↑記事コメントに書かれていたが、スナク首相は時間がなかったので、彼のために作られたものではない。その他は委託されたデザイン。
保守党はそれぞれ委託して2つ造る。1つは10番街で使い、もう1つはパーティイベントで使う。
↑ああ、じゃあ新首相は代用の演壇を使っているのだな。
↑一番いいデザインだけどね。
↑ボリス・ジョンソンのほうがいい。リズ・トラスのはスピーチの注意がそれる。
●テリーザ・メイのはあまり強そうに見えないな。
●自分はリズ・トラスのが気に入っている。たぶん彼女のことで唯一好きなところ。
●一番いいのが2か月しか持たず無駄になったなんて……。
●これには理由があるの? 伝統?
↑(投稿者)最近の保守党の伝統のようだ。なぜかはわからない。
一番凝ったデザインが短期政権に終わったのは皮肉なものですね。