イーロンマスクの自慢を「ローマ皇帝」に例えたリツイートが人気を集める
Twitterを買収して以来、さまざまな変革に着手するイーロン・マスク氏。
ネガティブな話題が目立ちますが、ポジティブな話題だってあり、イーロン・マスク氏自身が「Twitter史上最高のデイリーアクティブユーザー数を記録した」と発言。
それに対するリツイートが、あまりに上手な例えだと人気を集めていました。
Twitter has gotten funnier recently. : Reddit
(@sadmonsters "Rome has never been this brightly lit at night!" -c32wNero」 / Twitter)
イーロン・マスク氏
「それはそうと……我々は過去最高のツイッター利用者を記録したよ(爆笑)」
フランク・レッサー氏
「ローマの夜がこれほど明るく照らし出されたことはない」―ネロ皇帝
ネロといえば「暴君」の代名詞として有名なローマ皇帝。
大火災で燃えるローマを見て笑っていたとのエピソードがあり、それを例えた皮肉となっています。
「年代記」には、ネロが火災を起こしたとの噂が立ち、その風評をもみ消すためにキリスト教徒を犯人に仕立て上げて弾圧したと記されています。
(ローマ大火 - Wikipedia)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●そして今までで最も低い広告収入。両方向から巧妙な策略だね。
↑ビンゴ! オペレーション収入をゼロに、バンド幅をカバーするためのインフラのコストを350%に。
●Twitterは閉鎖していない。器の小さいビリオネア暴君が見守る中、忘れ去られたメッシュの打たれたものに形を変えて行くだけである。
↑ワシントンポストの記事によると、いくつかの致命的なシステムがあり、残っているエンジニアのスタッフがろくにいないとのこと。Twitterがダウンする可能性は高い。
↑Facebookの二の舞?
●これほどのクオリティの祭りを無料で見られるのはラッキーだと思う。
●この2年くらいで起こった他のことは、原稿書きされたエンタメみたいなもので、我々は「時計じかけのオレンジ」のように見ることを強制されている。
●「こんなに自分には友人がいる!」と、大きなパーティを開いた子供が言う。その間に家は壊されていく。
●車がゴミで出来ていて、スローモーションで事故に遭うとき、それから目を離すのはとても難しい。
●みんながTwitterのトレンドがTwitterであることをチェックしてるから利用者が増えている。
●このめちゃくちゃを楽しんでいるよ。
●トランプ元大統領がスピーチして60人くらい集まったときに「記録的な数」と気分良さそうに言っていたのと似ている。(その人数に多分シークレットサービスも入っていた)
↑一番最近のスピーチでは、トランプはセキュリティに出口をロックさせて人が去らないようにした。
イーロン・マスクは入り口を閉鎖して、入ってきて辞められないようにしている。
↑いやこれは実際に記録破りかもしれない。単にみんなが家の掃除中に起こっているんだ。
●ローマは1日で燃えたわけではない。1週間以上かかったかもしれない。
●話は脱線するが、豆知識。
古代ローマの夜は我々が想像するよりずっと暗くて恐ろしかった。街灯はなく、古代ローマの家は窓の代わりにテラスや中庭があり、完全に真っ暗だった。
そのためローマ人は、基本的に日が暮れる前に帰宅して翌朝まで外出しなかった。真っ暗闇をうろつくバカを襲う犯罪者か、馬車くらいしかいない。彼らは日中に道を横切ることを許されてなかった。
裕福層は護衛を雇えば犯罪者リスクは減らせたが、4輪馬車が真っ暗闇の中を通り過ぎるリスクは減らせない。頻繁に轢かれたり、馬車同士が衝突したことだろう。
当時の大きな問題で、政治問題でもあった。
↑興味深い。古代文明における道の照明なんて考慮したこともなかったよ。トリビアをありがとう。
イーロン・マスク氏のTwitterに対する評価は、ある程度時間が経たないと難しいですが、最終的にユーザーが喜ぶサービスになってほしいものです。