「アメリカでは自殺率が上昇しているので"うつ病"の新薬が必要」→このニュースに対する反論が支持を集める
「アメリカでは自殺率が上昇しているので、うつ病の新薬の必要性が浮き彫りになっている」
これは最近のニュースの見出しで、アメリカの現状を物語っています。
しかしながら、これに反論する男性の意見が人気を集めていました。
Depression Drugs Will Fix All Work Related Issues : Reddit
「我々が"うつ"になるのは、働きすぎ、低所得、学生ローンが払えない、医療費も払えない、家を買えない、家族も養えないのが原因。一方で上流階級は我々の労働価値のほとんどを持っていく。
新薬が必要なのではない、より良い経済が必要なのだ」
問題の本質はメンタル面にあるのではなく、庶民が追い込まれている経済状況にあるとの主張。
たくさんの人が賛同していました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●貧困だとセラピーできない。
↑そもそもセラピーの料金が払えるのか？
●でも……でも……上流階級の製品を買わなきゃ、金持ちはどう転んでも、さらに金持ちになれるんだよ？
↑新薬ができても買えないんだけど……。
●現実的に、出生率が低いことで将来の労働力不足が予想されるし、企業は恐れてもいる。なぜ人々は子供を作らないのか？ 彼らは経済奴隷から労働力も金も吸い上げながら、なぜ将来の労働力が不足してしまうのかと混乱している。
我々は破産状態で、働きすぎで、この欠陥だらけの世界で子供を作ることにうんざりしているんだ。
↑ミレニアル世代（1980年〜1990年代半ばに生まれた世代）の自分は、まさにそんな感じ。ちょうど35歳になる女性だけど、子供を育てる余裕は皆無。本当は子供を持ちたい。アメリカの制度は親になることを支援していない。
↑今の自分が楽しくないのに、それを次の世代に引き継ぎたくない。
●そう。なので「助けを求めてもOKですよ」みたいなメンタルセラピー広告の量にイライラする。それを提唱する有名人もね。
悪夢の中で暮らしていて、成功を描く理想からは程遠い。不平等な世の中を生きるのはつらい。薬が必要なのは人間ではなく社会制度のほう。
↑アメリカの資本主義は、個人に苦痛を与えている責任から逃れるために、メンタルヘルスでお茶を濁そうとしている。
↑しかも、払える料金のメンタルヘルスを地元で見つけるのは非常に難しい。
↑「次の食事も買えないほど貧困？ とても悲しい？ 1時間200ドルのセラピーを試してみましたか？」
●中学生のときから7種類の薬を服用している。最高のときでも特に何かプラスは起きない。最悪のときは週に60ドル（約8500円）の薬に依存し、飛ばすと発作や怒りをもたらす。
●低所得者の患者を扱うメンタルヘルスで働いているよ。
多くの患者がうつ病の診断を受けているが……大半のストレスは、経済的なセーフティネットがあれば、あるいは仕事を維持できて基本的な生活レベルがあれば緩和する。全ての薬やセラピーは、貧困によって叩きのめされる生活を変えてくれない。
●まるでアメリカでは誰でも医薬品を買えるみたいな言い草だな。
●それに我々は間違った食品によって病気になっている。健康的な食品はとても高く、ジャンクフードは安い。
●保険会社「却下。"うつ"にならないことを試しましたか？」
メンタル面だけでなく、多くのことが経済と密接な関係にあるとの意見が中心でした。
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