2022年12月03日 22:47

孫と間違って送ったメッセージがきっかけ…7年連続でサンクスギビングを一緒に過ごす2人に全米がほっこり

 

間違ったメッセージから毎年いっしょに過ごす関係に
サンクスギビング"Thanksgiving"(感謝祭)は北米の行事で、アメリカでは11月の最終木曜日に家族や親戚を招いて七面鳥やごちそうを食べます。(感謝祭 - Wikipedia

ある年配女性が、ディナーのお知らせを孫に送ったつもりが、赤の他人にメッセージしてしまいました。

Jamal and Wanda hanging out, getting ready for year 7 of Thanksgiving : Reddit

話は2016年にさかのぼります。

ワンダさんは孫だと勘違いして、ディナーのお知らせを赤の他人のジャマルさんに送るところから始まります。

ワンダ「サンクスギビングのディナーは我が家で11月24日の3:00pmから。来るかどうか知らせてちょうだい。みんなが来れるといいのだけど。もちろんアマンダとジャスティンも一緒にね」

ジャマル「これはだれ……」

ワンダ「あなたのグランマ(祖母)よ」

ジャマル「グランマ? 写真を見せてもらえる?」

ワンダ「誰の?」

ジャマル「あなたの(笑)」

ワンダ「仕事中の私よ」

ジャマル「あなたは僕のグランマじゃない。でも、自分もごちそうに呼ばれていいかな?」

ワンダ「もちろん、いいわよ。それがグランマの仕事よ……みんなに食べさせることがね」

偶然に間違った招待を送ったことがきっかけで、一緒に食事をすることになったのです。

意気投合した2人は2016年、2017年、2018年、2019年と、毎年サンクスギビングのたびに食事をするように。

2020年はワンダさんにとってつらい年となりました。長年連れ添った夫のロニーさんが新型コロナウィルスで他界してしまったのです。

そんな中でも5回目のサンクスギビングを一緒に過ごしました。

ロニーさんが亡くなったとき、ジャマルさんは大勢の人の元気づける動画をまとめたビデオレターを彼女に届けました。

6回目の2021年。

そして7回目の今年。

7年前は赤の他人だった2人が、今ではビジネスパートナーだそうです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●これは私のお気に入りのインターネットシリーズ。

↑彼らのアップデートがない年は、きっと悲しい年になる。

●アメリカ人じゃないけど、この毎年のアップデートが気に入ってる。

↑同じく。これを見てサンクスギビングだとわかるんだ。

●この2人は希望の光だよ。みんなにもハッピーサンクスギビングを。

●この2人はレジェンドでアイコンだね。なんてハッピーな事故なんでしょう。

●不思議なほど幸せな気分になる。

●この写真を涙ぐまずに見られない。大好きなおばあちゃん、安らかに。

●イギリス人として、サンクスギビングで知ってることはこれだけ。

(投稿者)いいね。それ以上検索はしなくていいよ。それほどきれいじゃない。

●オリジナルのストーリーの時点で感動できて、それで終わらなかったどころか7年も続いているところが最高。両者にありがとう。


ハプニングからこんな関係が生まれるなんて、人の縁はわからないものですね。

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