スペインで妊婦が産気づいて緊急着陸…すると旅客機から乗客27人が逃走
事件が起きたのはカサブランカ(モロッコ)発イスタンブール(トルコ)行きのペガサス航空の便。
乗客の妊婦が産気づいたことからバルセロナのエルプラット空港に緊急着陸した際に、乗客27名が一斉に逃げ出しました。
妊婦を診た医師によると、出産は数か月先であり陣痛はフェイクだったとのこと。妊婦は勾留されました。
州警察は13名を逮捕しましたが、残りの14名は逃亡中。
移民が目的とみられていますが、カタルーニャ自治州政府は、27名と妊婦の身元や国籍を明らかにしていないそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●もしスピリット航空で産気づく演技をしても、きっと予定通り目的地に着く。
(※アメリカの格安航空会社で、ドリンクまで有料のため顧客満足度最低として知られる)
↑そうだろうな、きっと新しい乗客分を請求される。
↑それも最初に妊婦であることの追加分を払わせられた上にね。
↑スピリット航空では、おまえは肉の積荷に過ぎない。銃乱射するやつが機内にいても目的地に着陸してくれるよ。
↑きっと撃たれた銃弾の請求までされる。
●27人の搭乗客が逃げた。
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何だって?
↑混乱した人に言うと、フライトはモロッコ発トルコ行きで、逃げた人はスペインに入り込もうとしていた。
↑14人は捕まらなかった、今のところはね。
↑彼らはどうやって税関を通ったんだい?
↑走ってだよ。
↑そんなファストパスがあると言うのに、その間ずっと自分は税関の列でバカのように待っているんだ。
↑唯一の質問は、そのパスは十分速いのか。
↑それほど速くなくてよい。単に27人中の10〜15人より速ければよい。
↑自動小銃を持っている怖い男たちのいるヨーロッパの空港に行ったことがあるかい?
↑多分ヨーロッパはVISAがないと簡単に入国できない。ヨーロッパ人の自分は特権があると思う。なぜなら自分のパスポートは多くの国境を通れるので。もしモロッコ人ならそうではない。
●記事によると、こういうフェイクの緊急着陸が起きたのは2回目。なぜスペインに特に入ろうとしたがるのか、誰か教えて。
↑スペインはアフリカの玄関口で、特にモロッコは隣。スペインに入りさえすれば、そこからEUのどこにでもいける。スペインはシェンゲン圏だから。
(シェンゲン圏 - Wikipedia)
●乗客を降ろす前に書類を見せる必要はないの? 全員が走ってスペインに入国するのが想像できない。
↑緊急着陸のとき、クルーはトラブルのあった乗客を助けることに集中している。
乗客は開いているドアに走り出したか、クルーが気を取られている間に別のドアを開けたかだね。もうそうなると逃亡を止めるには空港の外の鎖しかないのかも。
●これは新しいことではない。もう何年もスペインは不法なモロッコ移民の問題を抱えているよ。
不法移民が増えている以上、こうした事件も増えるのかもしれません。