「なぜアルゼンチン代表には黒人選手がいないの?」→とあるアルゼンチン人の刺激的な答え
「なぜアルゼンチン代表はW杯で黒人選手がいないのか?」
ワシントンポストがこのタイトルの記事を公開し、他国に比べて黒人が少ないことや歴史的な諸説を説明しました。
この記事に対し、とあるアルゼンチン人の返事が人気を集めていました。
controversial, but all argentinians are hella white. idk what the washington post expected : Reddit
Because we are a country, not a Disney movie. https://t.co/k8Lps8PgW2
— La Libertad Avanza (@LLibertadAvanza) December 10, 2022
ワシントンポストの記事に対する、アルゼンチン人のリツイート。
「我々は国であって、ディズニー映画ではないから」
昨今のディズニー映画はポリコレを推進しているため、ときには人種的多様性が強引すぎるとの主張も目にするようになりました。
それをジョークにした少々刺激的なツイート。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●すばらしい記事で、ひどい見出しである。これは「アルゼンチンはなぜ黒人の選手がいないか」とかにすべき。「黒人の選手がいなければいけない」みたいな響きは避けたほうがいい。
↑釣って注目を集めないと誰も読まない。
↑記者が見出しを書いたわけではなく、編集者が書いている。
↑記事そのものは1868〜1874年の人種差別的な集団虐殺の歴史レッスン。
●アルゼンチンは歴史的に白人以外を消そうとした。アステカルーツのメキシコ人、インカルーツのペルー人、だがアルゼンチンは船からという言い回しがある。ヨーロッパから移住してきたことを意味している。
↑現在の大統領が言ったのは「彼らはジャングルから来て、我々は船で来た」。
●戦犯者は1940年代にはどこかに行かなくちゃいけなかったしね。
↑祖母とW杯を20年前に見ていたとき、どの国の試合か聞かれたので、ドイツvsアルゼンチンと答えた。すると彼女は「どちらも応援できないわね。両方ともナチスでいっぱいだわ」と言った。
(※ナチス残党の多くが戦後アルゼンチンに逃亡した)
●全員が白人ではなく、多くの先住民がいるが、でも黒人のアルゼンチン人は聞いたことがない。
(※1%未満と言われている。:アフリカ系アルゼンチン人 - Wikipedia)
●なぜアメリカ人は人種のことに執着しているんだい?
●なぜNBAの選手はアメリカではマイノリティなのに、ほとんどが黒人なんだ? それは人種の公平さと全く関係がない。単に平均的に白人よりも良いバスケットボール選手だからである。
●本当の質問は、なぜアルゼンチンが近隣国に比べてそんなに白人率が高いかである。答えは彼らはヨーロッパ人でない人々を取り除いたからである。
↑それは記事が答えているね。
●アメリカではみんな人種差別のことで文句言うが、でも全て皮膚の色のことばかり。しかも釣りタイトルでさえも。
少なくとも他国の歴史に関心を持つきっかけにはなったようです。