精神科医のグループが「最も正確にサイコパスを演じた俳優」を400以上の映画から選出
サイコパスが登場する映画はたくさんありますが、俳優のサイコパス演技はどれくらい本物に近いのでしょうか。
精神科医のグループが400以上の映画を見て、最も正確にサイコパスが描写されていると感じた役を選出しました。
「恐ろしくリアル」の1位に選ばれたのは、映画「ノーカントリー」"No Country for Old Men"のアントン・シガーという殺し屋だそうです。
(※ショッキングなシーンがあるので閲覧注意)
No Country for Old Men | 'The Deputy' (HD) - Javier Bardem | MIRAMAX - YouTube
圧倒的に正確なサイコパス描写をしているとのことです。
ちなみに「羊たちの沈黙」のハンニバル・レクターや、「アメリカン・サイコ」のパトリック・ベイトマンは、現実離れしたフィクション寄りのキャラクターであると結論付けられていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●それはシガーの髪型のせいだ。普通の人はそんなマッシュルームの髪型をしない。
↑1985年生まれのオレはその意見に反対と思ったけど……
>普通の人は
ああ。
↑長くすべきところを短く、短くすべきところを長く。
↑シガーを演じたハピエル・バルデムは、誰とも性的関係を持つのは不可能なその髪型について語っていた。彼はペネロペ・クルスと結婚しているので、おそらく魅力に欠けるファッションについてわかっている。
●ガソリンスタンドのシーン……めちゃくちゃよかった。
↑とても強烈なシーンだった。
↑彼はサイコパスだが、そのストレートで残酷な正直さは敬意を表するべき。
↑彼は自分のキャンディでちょっとむせる。その細かな表現がすばらしい。
↑それはピーナツだよ。バルデムは偶然にむせたんだよ。だがそのまま演じ切って、監督が気に入ってそのまま使うことにしたんだよ。
↑その全てのシーンが良かった。
No Country For Old Men - Coin Toss Scene [HD] - YouTube
↑両方の俳優がすばらしい。シーンが進むにつれレジの男が落ち着きを失っていく。
↑小説版も映画版も最高のシーンだね。
↑2年前に初めて見たとき、そのキャラクターに畏怖の念を覚え、ひたすら怖かった。だが今になって見直すと、最低で哀れな犯罪者で、感情的に無実の人々を殺す人間に見える。
↑それこそがサイコパスが現実ですることだよ。
シガーの言うことはハンニバルのように敵意を表すものでも脅しでもない。
普通の会話の全てをかき乱している。理由もなく、小さな事実で挑発してはあざけっているんだ。
↑すばらしいシーンだね。この映画全体の本質を表現している。死はランダムでいつでも起こりうるってことをね。
●この映画はBGMがない。それが落ち着かない気持ちにさせる。
●このランキングの元記事はここ(※英語)。
(The most (and least) realistic movie psychopaths ever | Science News)
●髪型だけでナンバー1になるな。
娯楽作品においてリアリティが最重要とは限りませんが、本物に近いと言われると怖さが増しますね。