「スイスが中立国をやめるかも?」ウクライナ危機で揺らぐヨーロッパ
スイスは、永世中立であることが国際的にも承認された国。これまで戦争当事国に公平な扱いを保証する立場を取ってきました。
ところが、ロシアのウクライナ侵攻に関しては軍事援助の議論がされ、中立の立場を放棄するのではないかと、ヨーロッパを中心に話題となっています。
Switzerland may renounce neutrality to provide military aid to Ukraine : Reddit
これまで交戦国への武器輸出を禁じてきたスイスでしたが、スイス自由民主党はウクライナへの武器輸出を政府が認めるよう動議を提出しました。
「我々は中立を希望するが、西洋諸国の一部分でもある」との主張です。
すでに経済制裁などを行っていることから、ロシアはスイスを中立と見なしていない事実があり、今後のスイスの動向が注目されています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●興味ある人に言うと、スイスが100%そう望んだとしても素早くは起こらない。
もし議会が特別な法律(Covid法のように)を適用しないなら、少なくとも数か月は準備や法律の書き換えなど、大多数が満足する設定に時間がかかる。
↑彼らがそれをするとは思えないね。この100年くらいブラッドマネーの避難所だったのには理由がある。それはスイスが仲間のことを気にかけていたからではない。
↑それは間違いじゃないが、先週出た新しいストーリーもある。スイスがウクライナへの武器や攻撃手段の再輸出の拒否をしていることで、防衛産業のスイス企業が契約を失った。だからマネーvsマネーの綱引きだね。
●それって、彼らが中立を宣誓すべきかを考えるコンセプトの計画について対話を開くかを潜在的に決定する可能性の議論を考慮しているってこと?(※わざと難解で意味不明な表現にしている)
↑可能性の議論の可能性を議論する委員会を始めないとね。
●「かも」に強調。
↑スイス政府や政治家はとても遅く、めったに大胆な行動はとらない。なぜならスイス人が得意なのは1つだけで、それは根に持つということ。
↑スイスは女性が投票できるようになったのが1971年。だからスイス政府の動きはとても遅い。
●まず国が中立になるのはなぜ? マネー? 権力? あるいは彼らは中立の心で生まれてくるの?
……おお、なんてこった。このケースは絶対にマネーだな。
●きっとスイス立法者たちの間では意見が割れていて、中立を維持したいと思っているんだ。
●スイスはこの2年ほどロシア人の新興財閥などを、ダヴォス(1年に1度世界経済フォーラムが開かれる)に入国させていない。
●これは裏にお金を作る話があるね。ウクライナを助けることは単なるボーナス。
↑何だって? スイスがお金を欲しがってるって?
世界の富裕層がスイス銀行に預けているのイメージが強いだけに、マネーゲームが起きていると考える人が多いようです。