ラトビアで飲酒運転に厳罰 なんと車を没収してウクライナに寄付…海外の反応
すでに連立政権はこの法案に合意し、クリシュヤーニス・カリンシュ首相が許可しています。
ウクライナ軍の援助目的と、飲酒運転者に罰則を与えることを組み合わせた形となっています。
ラトビアではこれまでも自動車の支援はしてきましたが、不足していることからこのアイデアが出てきたとのこと。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●同様に、ロシアは飲酒運転者を没収して、ウクライナに送り込んでいるんだ。
↑酒を飲んで変なところで目が覚めたことはあるが、それが前線ってのは間違いなくワースト10に入るだろうね。
↑多分ワースト5かも。
↑200年ほど前なら、酒を飲んだあとイギリスの軍船で船員になっていたかもしれない。
↑ワースト10? 他の9つの荒れた朝の話は聞きたくないな。
↑明らかにグラスゴー(スコットランド)に行った経験のない発言だな。
●酔っ払ったラトビア人が、レオパルド2戦車に乗ることってひょっとして多いの?
↑「こんばんは、お巡りさん!」
「はい、ちょっと飲み過ぎたかもしれません……」
「なぜ私がF16に乗っているのかって? そのことはあまり深く考えないことにしましょう…… 没収されるの? あら、そう……」
●ウクライナの塹壕を飛び越える、2004年型ホンダ・シビックを見るラトビア人を想像してみて。
↑2003年型ホンダ・シビックに乗る者として、それは間違いなくタフでと思う。
●飲酒運転の車を没収するアイデアは以前からあったが、没収後の保管や活用について手探り状態だった。
一般市民の間では、すでに"Twitter Convoy"運動によってウクライナ軍にたくさんの車が寄付されていた。どこかの政治家が2つのアイデアをくっつけただけで、どういうわけか星がぴたぴたっと並ぶようにことが進んだ。いつもの「ううう」や「あああ」と騒がれることもなく審議が通った。
↑これが飲酒運転の抑止力になるのか、それとも悪化するのか、どうなのかなと思う。
↑ラトビア(および他のバルト諸国)は、大きなアルコール問題を抱えている。他の多くの旧ソビエト諸国よりも深刻と言われている。
●ラトビアでは、すでに飲酒運転の車は没収されているが、輸出できるように法整備を進めただけ。
●飲酒運転者が車を誰かから借りてるだけだったらどうなるの?
↑(隣国の)リトアニアでは数年前に同じ法律を施行している。この法律による興味深い事例がいくつかある。
ある女性がベンツのSUVを飲酒運転して捕まった。没収された車は結婚前に購入した夫の登録車だった。その結果、裁判所は夫に車を保持させることを決定した、代わりにその車の時価(当時3万ユーロ程度)を罰金として科した。
↑ラトビアでも同じ考えで、飲酒運転で自分の車でないものを運転すると、その車の価値分の罰金を取られる。
●ウクライナ 「戦車が必要なんだ」
ラトビア 「フェイト・パンダはどう?」
ウクライナ: 「ああ……いいよ?ありがとう」
ラトビア:「気にしないでくれ、酔っぱらいから取り上げたからね。明日はルノー・トゥインゴをあげるからね。これで多くのロシア人を殺すんだよ、いいね?」
ウクライナ: 「お……オーケー」
今起きていることやラトビアの意向を軽視するわけじゃないが、没収された自分の車から6人のウクライナ人が窓から顔を出し、ジェイソン・ボーンばりにロシアの封鎖に挑む姿をニュースで見ることを想像してみて。
かなり思い切った罰則ですが、旧ソビエトの近隣諸国にとっては、それだけ大きな問題なのでしょう。