「ヨーロッパで手の上げ方は人生を左右するほど大事…わかりやすく図にしてみた」
ウェイターを呼ぶときやタクシーを呼ぶときなどは手を上げますが、日本でその角度に注意を払う人は少ないかと思います。
しかしヨーロッパにおいては物凄く重要で、冗談抜きに人生を左右する人さえいます。
手の角度によって何を意味するか、わかりやすい図をご覧ください。
(credit:Reddit/bamamabuam)
いろいろありますが、要は真上に上げるか、地面と水平に上げるかで、斜めには絶対に上げてはならないと言うことです。
赤いゾーンの斜めは、いわゆるナチス式敬礼(ヒトラー式敬礼)。
ドイツでは法律で触れる行為で、中国人観光客がこれをして容赦なく逮捕されています。
(参照:独議事堂前でナチス敬礼 中国人観光客2人逮捕 - BBCニュース)
サッカー選手も知らずにこの手を作ったことで、猛批判や代表追放にまで発展したケースもありました。
(参照:ウェールズ代表GKヘネシー、ナチ式敬礼「知らなかった」 | ロイター)
(参照:試合で「ナチ式敬礼」、ギリシャサッカー選手が代表永久追放に 写真2枚 国際ニュース:AFPBB News)
知らなかったでは済まされないため、特に欧米や欧米人のいる場で手を上げるときは注意が必要です。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●たった独りが、人間の腕の許容角度をおよそ80度も減らすくらい悪人になることを想像してみて。(※ヒトラーのこと)
↑画像よりはずっと狭い角度。ナチス式はあんなに高く腕を上げなかった。20度くらいの範囲でしかゆとりがなかったのは確かだ。45度が標準的な角度だった。
↑正式なナチス式を熟知しているな。
●タクシーを呼ぶときとか、子供をナデる途中に手が止まったらどうなるの? 隠れたオプションが表示される?
↑タクシーをナデでる。
↑子供を呼ぶ。
↑犬で休息。
↑何かを侵略。
↑ポーランドをナデでる。
↑ハイル・タクシー。
●つまりドイツは1939年から1945年にかけて、ウェイターとタクシーの間を行ったり来たりしたんだ。
↑6年間同じ角度で腕を保っていれば、その理由がわかるよ。
↑ナチス発見。
↑おもしろトリビア:"Hail"(ハイル)と"call"(コール)はこれらの文脈では同義語である。
●ねえ、あのレッドゾーンのやつって何? アルゼンチン人のおじいちゃんがずっとやってて「ドイツが帰ってきたらわかるよ」って言ってたんだけど。
(※ナチス残党の一部は戦後アルゼンチンに潜んだ)
↑逃げろ。
↑アルゼンチンでは、腕をそのレッドゾーンの高さでバスを止める。
↑その伝統は1945年までさかのぼるの?
●ナルト走りを忘れているだろ。
↑図を加修した。
(※欧米でヒットしたナルトの特徴的な走りはナルト走り"NARUTO RUN"と言われ、イベントまで開かれるほどに)
参照:
NaRuTo RuNnInG - YouTube
NARUTO RUN LONDON - YouTube
●通常、タクシーに乗るときは手を上げて振るよね。
↑そのイメージも想像つくが、横に広げるな。
●子供をナデないでください。
タクシーを呼ぶときはもう少し高いとの主張も結構ありました。