2023年03月08日 12:44

シドニーの住人「知らない女性から手紙が届いた…なんと70年前にこのアパートに住んでいたと言う」

 

70年前にうちのアパートに住んでいた女性から手紙が来た00
子供の頃に住んでいた家には特別な思い入れがあったり、懐かしさを感じたりしますが、他人の手に渡っていることが多いものです。

オーストラリアのとあるアパートの住人宛に、イギリス在住の見知らぬ女性から一通の手紙が届きました。

なんと70年前にそのアパートに住んでいたと言うのです。

70年前にうちのアパートに住んでいた女性から手紙が来た01
credit:Reddit/mrbenjrocks

手紙はロンドンに住む女性から、オーストラリア・シドニーのアパート宛。

「こんにちは、
私は70年前、両親とイギリスに移住する前に、あなたのアパートに住んでいたことがあります。私たち夫婦は3月にシドニーに数日間滞在し、15日に到着する予定ですが、もしお暇であれば、アパートを簡単に見て回ることは可能でしょうか。

母がサンルームと呼んでいた窓から、港と隣の小さな桟橋を眺めたり、その場所にはいくつか思い出があります。

メグ」

あまり以前住んでいた家の住人とコンタクトを取ることはないですが、なにしろ70年前の思い出で、遠く離れた異国の地。

年齢を考えると二度と機会はないかもしれません。彼女の思いは叶うのでしょうか。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●うちのおばあちゃん(85歳、父方)が子供の頃に暮らした家に連れて行ったら、オーナーが親切にも20分ほど庭をぶらぶらさせてくれた。
彼女はその数年前からアルツハイマー病を患っていた。でもその短い時間、彼女はほとんど自分を取り戻していた。その1年後くらいに他界した。

↑すばらしいね。認知症の母を介護している。彼女は子供の頃に通っていた小学校で35年間働き、ボランティアもしていた。週末は母が大好きなその学校に散歩に連れて行ってる。
もし訪れた彼女たちが誠実そうなら、大丈夫だと思うよ。(※この手紙が詐欺の類ではないかと疑う意見も上がっていることに対して)

(投稿者)すでに連絡を取り合ってるよ。
1950年代にこのアパートの前にいる彼女と家族の写真を何枚も送ってくれた(だから、もし彼女が長期的にダマしているとしたら……見事としか言いようがない)。
彼女が一緒に遊んだ隣の子供たちの話とか、どこで遊んだとか、路面バスに乗ったとか、映画館に行ったとか、正真正銘だとわかる内容。
彼女とその夫が訪ねてくれることを、心から嬉しく思っている。
隣に住んでいた子供たちも追跡しているところ。少なくとも1人はまだ存命している。

↑自分が子供時代を過ごした家が売りに出されないか、常に不動産情報に目を光らせている。もしそうなったら、ぜひオープンホームツアーに参加したい。人生の16年間をそこで過ごしたので。

●私たちの家は1995年に女性から購入した(夫はすでに他界)。
1948年に婚約した2人のために建ててもらった家で、2人の子供を育て、その彼女が亡くなった後の2007年にその娘たち(孫もいる)が「訪ねてもいいでしょうか」と連絡をくれた。
ランチに来て、建築中の写真や、暖炉のそばに立つ両親の写真、子供の頃の庭の写真、そして年月を経た家の外の写真を見せてくれた。
彼らにとっても私にとってもほろ苦く、人生と時の流れに感謝した。娘の1人は孫を前庭に座らせて写真を撮っていた。彼らは、私に持っていてほしいと、古い写真を何枚か残してくれたので、額縁に入れた。いつか引っ越すときが来たら、次の所有者のために家族の写真と一緒に残すつもり。

↑なんていい話なんだ。
私たちが今の家を買ったとき、建てた年配の男性が亡くなったばかりで、その息子は彼のものを何一つ欲しがらず、彼の服を私たちが処理するためにクローゼットごと置いていった。近所の人たちは皆、老人は楽しくて親切だったが、息子は強欲な大馬鹿者だと言っていた。屋根裏でクリスマスツリーとオーナメントを見つけ、それを捨てるのが忍びなかった。だから毎年、自分たちのツリーと一緒に、彼のツリーとオーナメントを飾り、うちの子供たちの手作りのオーナメントも飾っている。この伝統によって、私たちが愛してやまないこの家に心から感謝するのである。

●父親と一緒に彼が幼少期に住んでいたという家に行ったことがある。ドアをノックして「見て回ってもいいですか」と尋ねると、住人たちは「いいですよ」と招き入れてくれた。彼らは明らかにその状況に驚いていたが、見て回っている内に父親は泣き出してしまった。
車で2時間もかけて行ったので、住人がいてラッキーだった。当時、自分は20歳くらいだったので気まずいと感じた。でも父親にとってそれが大事なのは理解していて、住人たちがOKしてくれたことに感謝している。

↑お父さんは大変だったんだね。
昔の家の近くに寄ったときに訪ねることはよくあることだ。でも、2時間もかけてアポなしでドアをノックして、中で泣くなんて、きっと重いものを抱えていたんだと思う。

↑大人になってから一番泣いたのは、1999年から2002年にかけて父親が撮ったホームビデオを見ているときだ。

●うちの母親も同じことをした。壁で覆われた地下室の隠れた空間を教えてあげていた。「いいえ、神に誓ってもいいから、そこを蹴ってみて、奥に別の部屋があるのよ」
今のオーナーは、彼女の言うとおりだったので気が狂いそうになってた。


昔住んでいたおばあちゃんの言うとおりにしたら、隠し部屋が出てくる……。映画や小説のようにドラマチックですね。

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