「パリが文字通りゴミ溜めになっている…」ゴミ収集作業員が怒りの17日連続のストライキ中
パリの裏通りはゴミが多いと言われていますが、現在は表通りさえもゴミだらけの異常事態に発展しています。
理由はゴミ収集作業員が、政府への抗議で17日連続のストライキを行っているため。
(※マクロン政権が、年金受給開始の年齢を62歳から64歳に引き上げる法案を強硬採択)
ゴミ溜めとなったパリに、世界中から大きな関心が寄せられていました。
Bin men in Paris have been on strike for 17 days. : Reddit
Uncollected garbage piles up in Paris due to the sanitation workers strike, 15 March 2023. Photo Credit Thomas Padilla pic.twitter.com/dtADxPhIUL
— The French History Podcast 🇲🇫 (@FrenchHist) March 17, 2023
ああ、これはあかんやつ!
ここまでゴミが溜まると、もはや生活が回らなくなっていることでしょう。
Paris Trash Reach New Heights as Strikes Enter Third Week | VOA News - YouTube
暴動も起きているので、燃やされるゴミも。
France: Protesters set garbage fires in Paris as government survives no-confidence vote - YouTube
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●フランスに関するニュースを見ると、半分はデモの話。
↑フランス人をすごく尊敬するわ。
↑私たちはフランス人をよく批判するけど、彼らは良い抗議のしかたを知っている。
↑それこそが私が愛するフランス人だな。政府が聞いてくれない? 王が聞いてくれない? そんなもん焼き払っちまえ。
↑>焼き払っちまう。
そして、それが最良のシナリオだ。彼らはデタラメにうんざりしたときに、文字通り王を処刑し、今日のような民主主義を確立することに貢献した人々なんだ。
国民に責任を負わされる政府を想像してみて。そうすればフランスが見えてくる。彼らは、誰が誰のために働いているのかを知っている。
「それは何であるか?」
「ギロチンだそうです」
「何に使うのだ?」
「国王と王妃とその取り巻きの首を斬るために使うのだそうです」
「あやつめは冗談を言っているのだろうか?」
「あやつめは『ノン』と言っております」
「……」
「それはノーという意味です」
「ああ」
↑それをロマンチックに捉えられがちだけど、実際に生活している市民にとって、その状況全体がひどいよ。
●まあ、年金受給年齢の件が解決されるかどうかは別として。残業がすごい収入増加の見込みになりそう……。
↑トロント(カナダ)で同様のことが起きたとき、ネズミが深刻な健康被害をもたらしたので、それほど長くは続かなかった。生ゴミは不快で、古くなり、湿り、腐っていき、ネズミがはびこると、ゴミは危険で厄介だ。早く解決してほしい。
●一方、ここオーストラリアでは、年金支給年齢が65歳から67歳に引き上げられたが、誰も見向きもしなかった。
↑ここオランダでも同じ。もう何年も前から67歳だよ。
●パリはネズミとの歴史が深い。
↑彼らは料理を始めたと聞いたよ。
●「この写真に何もおかしなところはない」―ニューヨーカーより
●何千ドルもかけてパリ旅行をしたら、それがたまたま今週だったなんて想像できる?
↑4月11日に予定してる。はは、とても危険。
●テクノロジーが向上し、生産量は増え、労働者の生活は苦しくなる。なぜだろう……。
↑なぜなら、すべての労働者には20人の直属の上司がいて、何をすべきか指示しようとしているからである。
政府への抗議で市民が苦しむのもどうかと思いますが、為政者の横暴は許さないのがフランス人気質なのでしょうね。