「近寄るのが怖い…」1850年にロンドンで作られた女性用の防犯手袋
19世紀のロンドンは「切り裂きジャック」の事件が有名ですが、移民や難民が急増したことにより治安が悪化していました。(切り裂きジャック - Wikipedia)
そんな時期に作られた1850年製の女性用の防犯手袋が、海外サイトで話題を集めていました。
(credit:Reddit/JLaws23g)
指先が刃の爪になった手袋。
暗殺でもできそうな凶悪なデザイン。
いったい当時のロンドンはどれほど治安が悪かったのかと思いますが、下層階級の多い地域では、強盗、暴力、アルコール依存症は日常茶飯事だったとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●私なら、それを着けている事を忘れて目を突きそう。
↑推測だけど、これは使われなかったし、おそらくフェイクだと思う。
1850〜1950年代にかけて、拷問や武器の博物館、余興、見世物小屋、珍奇な展示会に置くために、こうした物を作った背景がある。
暗黒時代のものと言われる膨大な拷問道具も、ほとんどがヴィクトリア時代のものであるようにね。
↑南アフリ カで発明された「レイプ防止装置」を思い出すね。生殖器に装着するプラスチック製のチューブでトゲがある。暴行した男を傷つけ、女性を守るアイデアだった。
うまくいかない理由が48935738924個もあることに気づくまではグッドアイデアだった。
↑南アフリカのような場所では、女性がこのような手段に出なければならないほど暴行が日常的に行われていた。
●「彼は私の手袋にぶつかってきた。彼は私の手袋に10回ぶつかってきた」
↑破傷風の悩殺。
●近寄るのが怖い。
●これを復活させるべきだね。
↑これはレディガガ用だろう。
↑絶対に違うが、彼女なら着けてそうって思えてしまう。
↑キャットウーマン?
↑「キャットウーマン 1852」
●正直言うと、これが欲しい。
●切り裂きジャック(1888年)の約30年前だね。当時の女性は怖い状況だったと思う。
↑当時の女性は人ではなく、1850年に開催された女性の権利に関する条約で男性と同じ権利を手にした。少なくとも赤ちゃん工場や家の奴隷ではなくなった。
実際に使用されたかは不明ですが、当時がどんな治安だったかは伝わってきます。