「なぜカントリーミュージックの歌詞は男女でこんなに違うの?」ツイートの説明が共感を集める
アメリカの農村部で生まれたカントリーミュージック。古典的な歌詞がどんな内容かご存知でしょうか。
ジェンダーや男女平等などが進んだ現代の感覚とマッチしにくいとは想像できるのですが……。
実は、男性と女性で歌詞の傾向が大きく異なるのだとか。その違いを説明したツイートが話題を呼んでいました。
Why is male country music like “hot girls in teeny tiny shorts I will make you my wife, bear my children, front porch, family values, casseroles” and female country music is like “oops I killed my husband”
— Lucy Huber (@clhubes) June 8, 2021
「なぜ男性のカントリーミュージックは『ちっこいパンツをはいたセクシーな女の子を妻にしたい、オレの子供を産んでくれ、玄関ポーチ、家族の価値観のキャセロール』みたいな感じで、
女性のカントリーミュージックは『あらら、私、夫を殺しちゃったわ」みたいな感じなんだろう」
そんな歌詞が多かったんだ……。
男性が歌う曲は、妻を欲しがり結婚後の理想を語るような歌詞。牧歌的なカントリーミュージックのイメージに近いところはあるのですが……。
女性が歌う曲は、我慢を強いられる妻の恨みつらみが爆発!
伝統的なアメリカの農村部の歌と考えると、こうした歌詞が共感されたのでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●中には「あらら」"Oops"を省く女性カントリー歌手もいるよ。
↑"The Chicks"や"Carrie Underwood"の歌詞は「そう、彼を撃ったわ、それで?」でいっぱいだよ。
↑なぜなら、それを聴く女性たちも虐待夫をやっつけて逃げ出したいと思っているからね。うちの娘も元夫から虐待されたけど、この手の歌が助けになっている。彼女は"Carrie Underwood"の "Blown Away"を歌いながら泣いていた。
Carrie Underwood - Blown Away - YouTube
↑彼女の曲はすべて面倒くさい女であることを歌っている。そしてそれが最高に良い。
●「彼女はビールを忘れた」「トラック」「砂利道」「そして忠実な犬」
↑そうだね、いつも土の道や冷たいビール、青いジーンズに赤いピックアップトラックについて歌っている。
↑田舎の名詞とシンプルな形容詞。
↑またカカシか。
●今日、古いカントリーミュージックを聴いたら、1曲目は「オレは街ごとに女がいる、オレってサイコーじゃないか? オレを縛らないでくれ」という歌詞だった。
2曲目は女性が歌う悲しいバラードで「私のことを本当に忘れてしまえるの?」という歌詞だった。
●理由は両者とも最低に堕落した音楽になっているため。女性のカントリーミュージックは「私の悩み」要素を残している一方、男性のカントリーミュージックは「泥酔した遊び人のためのパーティーミュージック」に堕落している。
昭和歌謡や演歌の歌詞にも共通点はあるかもしれませんね。