2023年04月18日 13:09

「海中で色はこんな風に失われていく…」水深50mまでの10色の変化のしかた

 

海中では色はどんな風に失われていくか
日常で目にすることのない海底の世界。

155フィート(47.244m)まで徐々に潜っていくと、色の見え方はどう変わるのでしょうか。

10色パイプの地上と海中の比較をご覧ください。

Reddit - Dive into anything


Underwater Color Loss With GoPro 0 to 155 Feet Depth - Fishing Lure Deep Test - YouTube

これは興味深い!

あせる色とそうでない色の差が激しいですが、それは蛍光顔料が理由とのこと。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●基本的に海は可視光線から赤、緑、黄色の色を吸収し、また、下に行くほど反射できる光量が減少する。

↑混ぜると吸収率が違うのはなぜか誰かわかる? 赤や黄色のキャップ単体よりもオレンジの方が長く持ちこたえたのは意外だった。

↑私も不思議に思った。可視光線における水の吸収スペクトルは、青から赤まで多かれ少なかれ直線的に増加するので、赤橙黄緑の順でフェードアウトしていくはず。
可能性とあるのは、緑、オレンジ、ピンクのものに蛍光顔料が使用されていることかな。この顔料は水中をかなり遠くまで伝わる紫外線の光を可視光線に変換する。

↑この動画はよく投稿されるが、その通り、蛍光顔料のせいだね。

●やがて、色だけでなく、物も見えなくなる暗闇へ。

↑これらの物質の一部は、吸収された青色光から局所的に失われた波長を放出する微弱な蛍光顔料。かつて60フィートの深さで鼻血を出し、マスクが緑色に染まった経験者より。

↑ダイビング中に手を叩き割ってしまい血が黒く流れた。クールだった。

●オレンジやピンクは、わずかに蛍光を発している可能性が高く、それで紫外線がより深く浸透している。そのため、このテストは蛍光灯のない水深での色の見え方を正確に比較は出来ないかもしれない。

●これを見て釣りのルアーの色選びを考え直しているところ。

●これを踏まえて、私は架空の子供に、安全のためにピンクかオレンジの水着を買い与えたいと思う。プールの底にいたときライフガードが見つけやすいかも。

↑あのピンクとオレンジのサンプルは、紫外線で蛍光を発している。だからあんなに明るいんだ。そして、あなたの架空の子供が泳いでいるプールの水深はどんな深いの?

●つまり、(リトル・マーメイドの)アリエルは自分の髪をずっと黒いと思ってたことになる……地上に上がったらショックだろうな。


蛍光顔料によるバラつきはあるものの、水深によって世界の見え方が変わるのは実感できますね。

関連記事

 
Twitter facebook はてブ コメント ご意見
 
コメント欄を表示する(1)
最新記事

スポンサードリンク
以前の記事


らばQは、世界中から役立つ・面白いニュースの話題をお届けするブログサイトです。