2023年04月27日 22:17

「歴史に残る偉大な『どんでん返し』を教えて!」回答いろいろ

 

歴史上で実際にあった偉大などんでん返し
将来のことは想像つかず、顛末が二転三転とすることは多々あります。

「歴史上で実際にあった偉大などんでん返しはどんなものがありますか?」
この質問に対する海外掲示板の人気エピソードをご紹介します。

What is the greatest real-life plot twist in all of history? : Reddit

●冷戦初期に、ヘンリー・マレーはソ連のスパイに対抗するためのアメリカ側スパイを選別するため、性格プロファイリング・テストを開発した。
MKウルトラ計画の一環として、彼は被験者のハーバード大学2年生を"Lawful"と名付けた。
自分の信条や夢を論文にして詳しく書かせ、その内容を侮辱し、体系的に砕いて、どんな反応をするか確認した。それはただ"Lawful"彼を壊し、混乱した不安定な人間にした。卒業したものの、わずか2年後に学位を返上し、森に移り住んで数十年ほど暮らした。
その間も、彼は論文を書き続けた。やがて信念を取り戻した彼は自分が正しかったと確信するようになり、もし国民が彼の論文を読まなければ社会として取り返しのつかないことになると考えた。
そして"Lawful"の「産業社会とその未来」は、前世紀に書かれた最も有名な論文のひとつになった。実際、みんなも一部を読んだことがあるかもしれない。ただし、「ユナボマー宣言」としてもっとよく知られているだろう。
(※"Lawful"=セオドア・カジンスキー、FBIのコードネームは爆弾テロリストのユナボマー)
セオドア・カジンスキー - Wikipedia

↑その論文は偉大な情報であるだけでなく、効果的な語り口でうまく書かれ、読み物として優れている。カジンスキーがこれほどまでに優秀であったことを知ると気が遠くなるほど(当時のハーバード大学の哲学科は、バークレー校と並んで世界トップクラスであったことは疑いようがない)。クワインに師事し25歳でバークレー校に採用された。
正確な日付はわからないが、おそらく、彼がアメリカで最も偉大な哲学者の一人であるスタンリー・キャベルと同時期、あるいはそれに近い時期にいたことを意味しているのではないかと強く推測される。キャベルもその頃、ハーバードとバークレーを行き来していたので、その可能性は高い。

●9/11に2つ目のタワーが攻撃されたとき、その日に実際に起こっていたことに対する認識が一気に変わった。

↑一気に「事故」から「テロ」になった。

●1914年6月28日、サラエボでフランツ・フェルディナンド大公が暗殺された際(※第一次世界大戦の導火線であるサラエボ事件)に、犯罪結社「ブラックハンド」のガヴリロ・プリンツィプは最初の失敗をした。
彼の同僚は、大公とその妻が通過する際に、馬車の下に手榴弾を投げ込む予定だった。手榴弾は遅れ、次の車が来たときに爆発した。同僚はパニックして青酸カリの錠剤を飲み、近くの川に飛び込んだが、青酸カリの錠剤は彼を吐かせただけで、川の深さは10センチしかなかったのですぐに捕まった。
ガヴリロ・プリンツィプは落ち込みながら地元のレストランに食事に行った。暗殺未遂事件後、フランツ・フェルディナンド大公は、運転手に病院へ向かうよう告げ、妻と一緒に、暗殺未遂事件による負傷者を見舞った。
自動車が普及してまだ日が浅かったので、運転手が道に迷って車をバックさせようとしたところエンストしてしまった。ガヴリロ・プリンツィプが店の外に出ると、大公が立っていたので首に発砲した。
20世紀で最も革命的な出来事は、やり直しだったのである。

●間違いなく、ダレイオス大王のペルシャ王位継承が代表例。
彼は亡き前王の死体の上にナイフを持って立っているところを現行犯で捕らえられた。
「やばい」とダレイオスは思った。
「衛兵を呼べ! こいつは王を殺したんだ」とマギ(大神官)。
「おいおいみんな、聞いてくれ」とダレイオスは口を挟んだ。
「私はこの状況がどんな風に見えるかは理解している。だが、それは見える通りではない。私は王を殺していないだけでなく、誰が王を殺したか教えることができる。この死んだクソ野郎は皇帝によく似ているが、ここで理解してほしいのは、彼は実は変身する魔法使いだったということだ。王を殺して王位に就いたんだ。君たちは幸運だ、私のような者がいて 正統な支配者の仇を討てたんだから。私は心から彼(前王)を恋しく思っているのだ」
マギたちは満場一致で、魔法使い殺しのダレイオスをペルシャの王位に就かせることを決定した。

●誰かがロシアを侵略し、それが実際にうまくいった。よくやった、モンゴル人。

↑モンゴル人は歴史上のあらゆるルールの例外である。


歴史は予想外の展開で満ち溢れていますね。

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