「マサイ族のジャンプってこんなにすごいんだ…」隣で跳ぶ白人男性との比較
マサイ族は、アフリカのケニア南部からタンザニア北部一帯の先住民。
「マサイ・ジャンプ」(垂直ジャンプを繰り返す独特の踊り文化)が有名で、村で一番高く跳べる男性が、村で一番綺麗な女性をめとることができるのだとか。
そんな彼らと白人男性が一緒にジャンプする姿が、話題を集めていました。
African Maasai Plyometrics : Reddit
african maasai plyometrics pic.twitter.com/Ou0JuwyDxe
— clips that go hard (@clipsthatgohard) April 21, 2023
わかっていたとは言え、尋常じゃない高さのジャンプ!
動画の説明には、「マサイ族は明らかにプライオメトリック(ジャンプの訓練法)を知っている」とありますが、まるでトランポリンの上を跳ねているようなバネを感じます。
隣で白人男性が一緒に跳ぶと、その身体能力のすごさがよくわかりますね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●プライオメトリックって何だ?
↑単純にジャンプトレーニングだよ。
↑それで合ってる。高校のクロスカントリーや陸上で、プライオメトリクスをたくさんやったよ。短時間に協調して走ったりジャンプしたりする運動。
跳び箱、スキップ、縄跳びなどは、すべてプライオメトリック型のエクササイズの典型例。ランニングの運動としては楽しい。
●素直に感心する。
↑エクストリームに感心だよ。
↑垂直方向の繊細な力の使い方を見てほしい。地面からの反発。おーまいがっ、着地さえも穏やかだ。
↑何か問題でも? コーチ……汗が出ていますよ。
↑白人の大きな欠点は、靴を生涯履いていることだと思う。靴を履いているときの足どりは裸足で過ごしている人とは全く違う。裸足で歩くと、腓腹筋やアキレス腱が強くなり、ジャンプに適している。また、靴を履いて一生を過ごすと、つま先が短くなる。歩行の違いに関する記事(英語)があるので、興味のある人はどうぞ。
Barefoot vs common footwear - ScienceDirect
↑靴を履いていることのプラス面は、水たまりを踏んでも恐ろしい寄生虫に襲われることがない。
↑凍傷でやられないのもうれしいポイント。
●ウディ・ハレルソンで、これについて映画化されたと思う。
↑「ハードプレイ」(原題" White Men Can't Jump"「白人は跳べない」)
(ハード・プレイ - Wikipedia)
●マサイはNBAのGMの名前で、アフリカにバスケットボールを普及させることを目的にした財団を設立している。
●プライオメトリクスは甘いものではない。最も強烈で効果的なワークアウトの1つ。
↑そうだね。だが、高齢者は気をつけないと間接や下半身の負担が大きい。
●彼らがどの程度プライオメトリックの影響で、どの程度が自然な能力や遺伝子によるものか興味深い。
↑それにマサイ族は生きるために肉体労働をしてきた可能性が高い。農作業、狩猟、歩いて水くみなど。
研究者で教室や本の中にいた人よりは、彼らのほうが強くなると信じたい。
マサイ族の身体測定を見てみたいですね。