「バスケットシューズの流行が大きく変わったのは…この人が理由」
「スラムダンク」やマイケル・ジョーダンが現役の頃は、バスケットシューズと言えばくるぶしが隠れるハイカットが主流でしたが、今どきはローカットも人気となっています。
カットが低くなった理由は……コービー・ブライアントです。
NBAのスーパースターだったコービー・ブライアント(2020年にヘリコプター事故で他界)はイタリアで育ち、サッカー選手がバスケットボール選手と似たプレーをしていることに気づきました。
そこで彼はナイキ社に「今までにないほど最も低く、最も軽いバスケットシューズが欲しい」と依頼したのです。
そうして作られたのが「コービー4」"Kobe IV"。
現在ではナイキのバスケットシューズの半分くらいがローカットだそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●コービーがナイキに依頼した話を、指導者のジョージ・ラベリングが言っていた。
ほとんどのアスリートは、靴に関するミーティングに参加してもあまり注意を払わず承認するらしい。コービーはもうハイトップは履かないと言った。
ナイキ側はすでに、コービー用のシューズを何千足も作っていて、コービーがOKを出すと考えていた。説得してもコービーはは断固として譲らず、すべてを破棄してやり直しをすることになった。
↑本当に「破棄」しなくちゃいけなかったのかな。コービーのために新しいシューズを作る一方で、他のアスリートにシューズを割り当てることはできなかったのかな。
↑もし断念したとしても、おそらくサンプルシューズとしてセール品の壁でアウトレットに売ったと思う。今でもよくある。何千という靴は、何万、何十万という靴と同じではない。
↑ナイキは同じ色で、ロー、ミッド、ハイトップのバージョンをよく売っている。全部廃棄したとは思えない(笑)
●そもそもハイカットにした元々の理由は何だったんだろう?
↑(投稿者)足首を保護するために考案された。しかしハイカットのほうが保護力が高いと証明する科学的根拠はない。
↑整形外科の装具が足首のケガを減らしたので、ハイキングのハイトップブーツが取り入れようとし、バスケットボールなどのスポーツがそれに続いた。
しかし、ハイトップとロートップのハイキングブーツを比較したところ、基本的にどの研究でも、足首のケガの発生率に有意な統計差は見られなかった。バスケットボールシューズでも同じ。
↑私は、足首を痛めないために足首の高いハイキングブーツを履いているのではない。岩場で足首を擦らないため、靴の中に砂や土が入らないため、そして低い水たまりで足を濡らさないために履いている。
↑ヘビを足首ではなく、ブーツに噛みつかせるため。
↑そうだよ。ガラガラヘビがいるから登山靴を履くんだ。でもこの常識も、科学的証拠があるか疑問に思う。
●高さのあるハイトップよりも、幅のあるベースの方が足首の回転を防ぐことができる。
↑陸上競技では、足首を鍛えるために裸足で走ることもあった。また、芝生の感触も好きだった。
●1980年代に「ハイトップは余計な重量がかかるし、ケガを防ぐこともできない」と父親から言われた。父親はトライアスロン選手で、余分なものは死んだ重量になると、できるだけ軽いウェアを求めていた。
また、試合前のストレッチもケガを防ぐものではなく、ウォームアップや訓練のためにジョギングをした方が良いと教えてくれた。
↑先見の明があるお父さんだ。
●今日、コービーがイタリア育ちだと知った。想像もしてなかった。
↑それに彼はイタリア語とか他の言語も堪能だった。
↑スペイン語で、マヌ・ジノビリの顔を見て、罵り合っている映像がある。
●足首のテーピングは、ハイトップのシューズよりも捻挫を防ぐと自分は発見した。
ハイトップを履き続けると、靭帯や筋肉を支える力が弱くなるという話もあるが.(靴がその役目を果たしているので)。でも、ハイトップは大好き。
今後もスポーツウェアのトレンドや常識は変わっていくのでしょうね。