「悔しいけど笑った…」チャールズ3世の戴冠式で反対派のプラカードが注目を集める
ロンドンではこの週末、チャールズ3世の戴冠式が行われ、国民の多くが新王の誕生を祝いました。
一方で、王室廃止を訴えてデモを行う人々もいます。
それ自体は今回に限った話ではないのですが、とある抗議のプラカードが人気を集めていました。
Meanwhile in London.. pic.twitter.com/Y1r3G5GvmQ
— (@crk5) May 6, 2023
掲げられたプラカードは以下の内容。
「私の王ではない」
「彼はただの人である」
だいたいは想像通りの内容なのですが、特に注目を集めていたのは……。
「唯一の良いキングは、バーガーキングである」
唯一かどうかはともかく、良いキングの部分には賛同する人が多いようでした。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●誰か黄色を使う意味を教えて、ちょっと気になるので。
↑現場だけでなく、テレビで見ている人たちにも、強い印象を与えたいから。
●彼はただの人、完璧だな。
↑彼はノーマルな人。
↑彼はただの無実の人。
↑それは、彼にとっては実に寛大な抗議だ。
●生涯無料のワッパーに値する人がいる。
(※バーガーキングの看板商品)
●悔しいけど笑ってしまった。
●バーガーキングの宣伝部は、さっそくチャールズにバーガーキングのマスクをかぶせて騙す方法を考えようとしている。
●そうだよ。ああ、唯一のキングはバーガーキングだ。その抗議者に拍手喝采。
↑イギリスではLord Sandwich(ロード・サンドイッチ)じゃなかったっけ?
↑サンドウィッチ伯爵"Earl of Sandwich"だよ。
↑彼はただの人。
↑それがオレのお気に入り。
●「彼はただの人」というのはオレの気持ちを完璧に言い表している。
↑彼らは王政を争っているのか、それともこの人(チャールズ三世)だけを特別に争っているのか。
↑王政全般だね。ただしチャールズは母親よりずっと人気がない。理論的には王政に反対していた人の多くもエリザベスは気に入っていたので抗議しづらかったと思われる。そして、ほとんどの人が生涯にわたってエリザベスを女王としてきたので生活の一部になっていた。
しかし、チャールズが即位したことで、人気のない新王が誕生し、王政への反対が強まった。さらに、新国王の弟が性的人身売買事件に巻き込まれたことも、まだ触れられてない。
↑君主制や王朝が傾くほど嫌われ者であることを想像できる? それはかなり滑稽ではない?
●「いいか、池に横たわる見知らぬ女たちが剣を配ることが、政府システムの基礎にはならないんだ。最高位の行政権は大衆からの委任に由来するものであり、茶番的な水中儀式に由来するものではないのだ」―モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイルより(※アーサー王伝説では、王の証として湖の乙女がらエクスカリバーを与えられる)
●今すぐバーガーキングが欲しい。
少なくともバーガーキングの売り上げは伸びたと思われます。