今でも語り草の傑作…1975年にオーストラリアでカラーテレビ放送に移行した日の番組
オーストラリアのテレビがモノクロ放送からカラー放送に移行したのは1975年3月1日。
他国より少し遅めだったこともあり一斉に変わったのですが、そのとき放映された番組が秀逸なものでした。
今でも語り草になる放送内容をご覧ください。
Australia changes to colour television on 1st March, 1975 - YouTube
カラー放送が始まったと言うのに、モノクロ画面に登場するコメディアンたち。どうも右側だけカラー化してる?
やがて浸水でもするかのように、足元からカラー画面が浸食し……。
溺れたと思ったら、カラーになっていたという結末。
リアルタイムで視聴していた人の感動たるや、想像もつきませんね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●夕方のニュースの最中に 切り替えしたなんて奇妙だな。
↑オーストラリア議会での討論─1975年の広告
●当時、ほとんどの人がカラーテレビを持っていなかったと思う。そして、これを見てかなりの人が混乱したと思う。
↑当時のオーストラリアはかなり遅れていた。
↑うん、かなり。我々は最後にカラー化が訪れた。
↑当時、カラーテレビを持っていた3人くらいは、これを見てとても面白く感じたと思うよ。
●子供の頃、オズの魔法使いを見ていて、ドロシーが家から出てオズに入った途端、世界がたまたまカラーになったんだと父親に教えられた。それ以前はすべて白黒だった。
●ワンピース初期のエピソードか、懐かしいな。
↑まだまだ続いているよ。今はエピソード1x、サンジがゴブゴブキノコを拾う
●興味深い! 最も興味深い記事の一つだ。シェアしてくれてありがとう:)
↑幼い頃、世界が白黒だと思っていた。父はスリーストゥージズやコンバットなどの白黒映画をよく見ていた。いつからカラーになったのか尋ねると、父親はカラーテレビや映画のことを指していると思ったようである。
彼は初めてカラーテレビを買ったときのことを話してくれた。私が「いつから世界に色がついたの?」と聞くと、「なんてこった」と言い、自分の番組に戻った。
●父親は1975年にカラーテレビを買ったが、私の国ではその2年後まで完全カラー放送が開始されなかったので気にしなかった。
たった半世紀前の出来事だと思うと、文明の進歩を実感します。