「自分のアート作品を提出したのに盗作だと教授に責められた!」→教授が勘違いした理由は…
インターネット時代になり、学校側は学生の提出物に盗用・盗作がないか目を光らせています。
特に著作権がからむ場合は学生の手抜きでは済まないので、チェックも厳しくなることでしょう。
ところが、ちゃんと自分の作品を提出したにもかかわらず、インターネットから盗作したものだと教授に責められた学生がいました。
その理由は……。
(@JoyAng @peachofababy /Twitter)
「私は2人の教授から盗作の疑いをかけられ、ものすごく深刻に受け止めていると長々と説教をされた。私は混乱して、最後には泣いてしまった。しかし、その後にコピーしたと思われたアートを見せてもらったら……それは、Googleの画像検索で出てきた自分のサイトの自分のアートだった」
盗作を疑われるほど上手な作品だったこともあるのでしょう。
教授も検索で同じ作品が出てきたのを見て、よもや本人のサイトだとは想像できず、決めつけてしまったと思われます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●学生時代に友人の作品が、最後の2ページが盗作と表示されたため減点された。
それは彼の出典からのリストだった。プログラムが直接の引用だと判別し、盗作であると認識した。
彼の両親が学校を訴えると脅すまで、学校は採点し直すことを拒否していた。
↑それは驚くね。なぜ採点を変更せず、ミスだと認めないの?
↑それは採点をシステムに依存し、変更のしかたを学ぼうとしなかったから。その後も変更が必要な可能性がなさそうだったから。
ああ、それから子供に対して権力を持っていると、自尊心に傷が付き、権威が汚れるため、自分の非を認めない人もいる。
●全く違う話だが、大学で詩の授業でクレイジーな盗作事件を目撃したことがある。
クラスの才能ある女性が朗読をしていると、突然、教授が彼女を止めた。どうやら他のクラスの女性が、まったく同じ詩を読んで提出したらしかった。
動揺していた彼女は気を取り直して、下書きがあって見せられると言い、そして、ある程度人気があるが匿名のTwitterアカウントに詩を投稿したことを説明した。
他のクラスの女性もこのアカウントをフォローしていたことがわかり、もちろん作者が同じ大学の出身であることや、ましてや同じ授業に所属していることも気づいてなかった。
↑こういう内容を求めて来た。
↑だが、その後どうなったんだ?
戦いになった?
詩合戦になった?
●デザインの面接を受けにきた人が、私が前の会社で作った作品を見せてきて、自分のものだと言い張った。彼は不採用になった。
↑あう、彼はうまくやったと思ったのに!!
↑デザインはすばらしかった。
↑毎年ほとんど同じような課題が出る授業で、1年間教授の補助をしたことがある。ある学生が提出したレポートは、私が5年ほど前に提出した同じ課題のレポートをコピーしたものだった。名前も確認しないような、いい加減なカンニングする奴を想像してみて。
●高校生のとき、物理科学の授業を受けた。補助教員は友人の母親で、僕は彼女に嫌われていた。
月に一度、小論文を提出する課題があり、あるときSTEM教育(※)に基づくものであれば何を書いていいと言われたので、ブラックホールに関する長文の小論文を提出した。
しかし補助教員が気に入るものではなかったようだ。 クラス全員の前で盗作だと大声で非難され、書いた本人もバカだと言われ、「明らかにネットで見つけて盗んだ小論文」だと言われた。
クラスメートは自分が物理オタクであることを知っていたので、何人か擁護してくれたが、その後、全員まとめて校長室に送られた。
しかし学校から受けた電話の説明では、どの両親も納得しなかたった。結局、プロ意識に欠けるとの理由で誰がクビになったか想像はつくよね。
(※STEM教育は2000年代にアメリカで始まった教育モデルで、科学・技術・工学・数学の教育分野を総称する語)
●双子の弟と僕がスクールバスの中でケンカをしたとの理由で居残りを命じられ、停学になると脅された。問題は、僕に双子の弟はおらず、バスにさえ乗っていなかったことだ。同名の他人と間違えられていたのだ。
自分たちの失態に気づいた彼らにそのことを訴えたら、言い返したことを理由に、さらに居残りになった。
●自分は高校時代に盗作で訴えられたことがある。フランス語の取材執筆プロジェクトだった。先生に盗作したと思う根拠を見せてほしいと頼んだら、証拠は出せないが文章に間違いがなかったので、盗作したことは「わかっている」と言うだけだった。
先生を含めてクラスでフランス語(英語の第二言語)で育ったのは私一人だった。
父親と校長との長い面談の後、彼女はその非難を撤回したと伝えておく(もちろん、私への謝罪はなかった)。
↑うちの学校にも、スラングを多用しすぎてフランス語の口語テストに失敗したフランス人がいた。でも、彼は気にも留めていなかった。彼は学校で唯一フランスで生まれ育った人だった……まだこの国に来て2〜3年ほどしか経ってなかった。当時、私たちは16歳だった。
●私はオンライン学生で、期限までにすべてを提出し、実質上の授業さえなかったが、教授が私の出席率を理由に成績を落とすとメールを送ってきた。何度かやり取りをした後、修正された。
●アウディのマスターテクニシャン(メカニックの最高峰)だけど、工具箱に不審な注射器を置いていたとの理由で、事務所に連行されたことがある。
●「1週間の授業をサボった」という理由で停学になりかけた。その間、私は手術から回復中で、学校側は私の欠席を知っていた。両親や医師からのメモがあったからである。
数日かけて、やっとの思いで決定を覆すことができた。
盗作や剽窃のチェックも必要ですが、冤罪を出さない仕組みも必要ですね。