「この宝飾店の店員の手の動きはプロフェッショナルだ…」反響を呼んでいた盗難防止の技術
She knew exactly what was happening pic.twitter.com/wAyzownajc
— CCTV IDIOTS (@cctvidiots) May 23, 2023
男性客が指差したものを出す店員。さらに、別のものも見たいと追加で頼みます。
次の商品を出している間に、先に出した品に手を出す連れの女性。
すると店員はそれより早くサッと手で覆って、がっちりガード。
言われないと気づかない人も多く、自然でさりげない動きに感心する声がたくさん上がっていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●大学時代のクラスに宝飾店で働く女子がいた。その店ではお客さん1人につき1度に1つの商品しか出さないルールがあり、他の商品を見たいと言われたら、前の商品をしまってから次の商品を取り出す流れだった。
あらゆる安全策を講じてしても、少なくとも週に一度は盗もうとする人がいたらしい。彼女の仕事上の不満を聞くのが好きで、そのおかげで授業が我慢できた。
↑宝飾店で働いた経験があるけど、ある商品をしまってから別の商品を取り出したことで、何度暴言を吐かれたかわからない。合理的な人なら説明すればすぐに理解できるのに、盗みをしようとしている人は「私を泥棒呼ばわりするのか!」と反応してくる。
そうではないが、あなた自身がその証拠を自分で出してるんだよ。
↑正しい答え方は、「いえ、あなたがならないようにしているのです」だな。
↑同じことがシックス・フラッグス(遊園地)で働いていたときにもあった。
園の方針として、紙幣を受け取るときには不正がないか2種類のチェックをする。大統領の顔を探し、蛍光ペンを使った。
ある有名なアメフト選手が来て、彼の紙幣をチェックすることになった。(お札の中の)大統領の顔を確認して蛍光ペンでチェックしようとした。すると彼はとても怒って、私を人種差別者だと非難し、上司を呼べと要求した。
上司は従業員ハンドブックを出してきて、私にすべての紙幣をチェックさせた。さらに彼は写真を撮られ、嵐のように去った。
私が100ドル紙幣を素直にチェックさせたら早く終わったのに、怒ることで時間がかかっった。私は頭の中で「おいおい」と思っていた。いちいちあなたが言うことを気にするほど、高い賃金はもらっていないんだよ!!
他の有名人も何人か来たけど、みんな本当にいい人だった。
●大手高級時計・宝飾品販売店のセキュリティとLP(盗難防止)を担当している。目をそらすような窃盗はよくあること。ルーマニアの犯罪組織が4万ドルのブライトリング"Breitling"を盗んだことがあった。幸いなことにFBIに捕まったばかり。
↑変だな、4万ドルの車が盗まれたとき、FBIはオレを助けてくれなかったぞ。警察は気にも留めなかった(笑)
↑それは組織犯罪ではなかったからだ。FBIは宝飾店を助けたのではなく、自分たちを助けたんだ。
●すぐに去った(笑) 商品がなくなったら店員が気づくと思わないのか?
↑よく見ると、彼女はすり替えを狙っている。おそらく価値のない、あるいは安い素材のレプリカを手にしているのだろう。
↑間違いない。彼女の手には何かが握られている。
●それは経験に基づくものか、あるいは「もし商品を出していて、お客さんが別のものを求めてきたら、それは明らかに最初の商品を盗んでいるに違いない」というマネージャーの判断によるものか。
↑「商品から目を離すときは、手を置け」
↑これは、どの宝飾店でも100%訓練されている必要がある。私は1度に1つの商品しか出さない宝飾店に入ったことがあり、別の商品を見たい場合は最初の商品を戻していた。
●これは本当に熟練した動き。この30秒は、企業のどんな強制的なトレーニングビデオよりも優れている。
↑客から受け取ったお札(10ドルなど)は、レジの見えるところに挟んでお釣りを渡すように小売店で教えられた。何度か客が「すみません、大きな金額を払ったんですけど」と言ってくることがあったが、私の答えはいつも 「この上にあるのが、あなたが支払ったお札です」。
人々はいつも早合点しようとする……。
●これは信じられないほどよくあることだよ。宝飾店で働いていたが、一度に出していい数の厳しいルールがあり、ケースから出すとき、すでに出ているジュエリーは手で覆うか、相手の手の届かないところに置かなければいけなかった。
たまに「盗むと思われた」と怒る人がいたが、そういう人が一番盗みやすいのだと思う。ほとんどの人は気づきもしないから。
特別なことではなく、宝飾店で培われた基本的な動作だとのことです。