娘が通うアメリカの学校で「恐竜は存在しなかった」と教えていたことに父親が激怒
アメリカでは進化論を信じず、創造論を信じる人が4割を超えています。
保守的なキリスト教の学校では、そもそも進化論を教えていないことが原因に挙げられるとのこと。
娘を私立に通わせている父親が、恐竜は存在しなかったと教えていたことに激怒していると、現地メディアが報じています。
Dad rages after daughter's private school claims dinosaurs didn't existhttps://t.co/z674FeaBMK pic.twitter.com/MshtGuyHwL
— MirrorUSNews (@MirrorUSNews) May 23, 2023
テキサス州にあるその私立校では、進化論は存在せず、世界は6000年程度の歴史しかないと教えているとのこと。
当然ながら恐竜も存在せず、それを知った父親は憤慨したそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「調べろよ」というのには同意するが、恐竜の骨や化石が提示されたときに、単に「エラー404」を返す宗教が存在することについては笑ってしまうね。
↑神様は私たちの信仰を試すために、そこに化石を置かれたのだ :)
↑なぜこの学校が恐竜の存在を否定するのかわからないが、若い地球創造論者の多くは、恐竜は存在したが地球は6000年しか経っていないので、人類と共存していたというバカげた考えを主張している。
実際、ケンタッキー州の創造博物館には、実物そっくりの恐竜の模型の素晴らしいコレクションがある。
では、ここからが疑問になるところだが、「なぜ恐竜はもういないのか?」
彼らはノアの箱舟の物語を信じているので「大きすぎたから箱舟に入れなかった」と言うほうが簡単なんだ。
しかし、それでは神のノア計画に問題があったことになってしまう。そこで、彼らは箱舟に乗ったが、洪水後に狩られすぎて絶滅してしまったことにした。この答えがとても陳腐で気に入っている。
↑聖書は原子力について書かれているのですか?
↑原子力は悪魔の道具! 神は石炭を転がすように言っている。
↑いや、石炭は恐竜から作られていて、本当は悪魔なんだ! 毎日の通勤時間を短縮するために、悪魔に魂を売ったのだ、この愚か者どもめ!この愚か者どもめ!
↑「悪魔が私たちを騙すために置いた」と聞いたことがある。だって、目の前にいる爬虫類を、もっともっと大きくしたような動物が昔いたなんて、そんなのありえないからな。
●宗教って言うが、アメリカのプロテスタントだけだと思う。他の宗教では進化論を否定するものはないからな。
↑それも正しくない。多くの宗教が進化論を否定してるよ。
●もし私立の学校にお金を払っていたら、自分なら怒る。だが、炭素年代測定が存在することを理解できない学校にお金を払うことはないだろう。
↑揚げ足取りだけど、炭素年代測定は化石には使えない。放射性炭素は最大でも5万年程度しか遡れないんだ。他の元素、たぶんカリウムが化石に使われる。
●なぜそんな学校が許されているの?
↑それは、アメリカでは学校と認められる基準が非常に一貫しておらず、州によって異なる。
●それは学校じゃない、カルトだろ。
●なぜ彼は科学を信じるかどうかを十分に調べない私立学校に娘を通わせたのだろう。
↑私立学校は、より多くの生徒を集めるために、誤った情報を提供する可能性もある……そして、彼らが入学してから、独自のカリキュラムを制定するんだよ。
宗教と言ってもいろいろな教えがあるのですが、科学との折り合いはなかなか難しいものがあるようです。