2023年06月07日 19:55

フランスで短距離フライト禁止「鉄道を使え」…海外の反応

 

フランスでは短距離フライトは禁止、電車を使え
フランスで、鉄道での移動可能な短距離区間でのフライトが禁止になりました。

目的はCO2の排出削減。

海外掲示板では様々な意見が上がっていました。

Reddit/a_san_38

法案を可決したのは2年前で今年5月23日に施行され、鉄道で2時間半以内に移動できる路線は全面的に廃止されました。

ただし国際線からの乗り継ぎの便に関しては影響を受けず、環境保護団体が反対キャンペーンを行っているプライベートジェット機も対象外です。
(※2022年に最も頻繁に行われたプライベートジェットの旅はパリ─ニース間で、1人あたりの二酸化炭素の消費量は民間航空機の4倍、鉄道の800倍)

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●落とし穴としてプライベートジェットは影響を受けないので、金持ちは好きなように飛び回り続ける。少なくとも2024年までは。なぜなら、法律は金持ちの邪魔をするために作られたものではないからである。決して。

↑もう1の落とし穴は、電車の利用増を確実に活かすために、鉄道会社が値段をつり上げることだろうか?

●これが影響するフライトの数や割合についての統計も知りたい。特にプライベートジェットには適用除外があり、影響を及ぼさないからね。この影響を評価するのに十分な情報が欲しい。

↑廃止は計3路線で、パリ─ナント、リヨン、ボルドーである。それほど大きな差はないトゥールーズとマルセイユは除外されているのがポイント。

↑つまり、パリ─ロンドンやパリ-ブリュッセルのような2時間半以上かからない旅行ではなく、あくまで国内線に限定ということだね。

↑パリ─ロンドンやフランクフルトへのフライトが禁止されれば、乗り継ぎができなくなる。パリは確かに大きなハブ空港だが、自分のスケジュールに合わせてベストな価格やフライト時間を得るためには、どこかでストップオーバーする必要がある。

●プライベートジェットの連中はどうなんだ?

↑彼らはこれからも好きなようにやっていい。

↑そして世界は全てうまくいった。

●有名人や政治家が、「肉を食べ、車を所有する」と我々を非難しながら、自分たちはヨットやプライベートジェットを所有し、影響を与えることに無関心なのは、はらわたが煮えくり返る。
彼らは文字通り、自分が犠牲にならなくて済むように、庶民に犠牲を払わせようとしている。

●なぜ金持ちが影響を受けるのか? 法律は農民のためのものだからだ。

↑以下のすべては、あなたが彼らの分の税金を払い、国の問題のために移民やマイノリティを非難するみんなの声を聞くという「特権」を得ることを意味する。
・彼らは最も汚染度の高い企業や産業を経営することができる。
・彼らは最も汚染された自動車で移動する。
・彼らは減税や補助金など、税金を払わなくてすむような福祉を受けられる。
・彼らはあなたにクソみたいな給料を払っていい。
・彼らは奴隷制度や人権侵害を生み出す仕事を海外にアウトソーシングする。


実質的な内容を伴わない、環境対策への「リップサービス」ではないかとの批判も上がっているとのことです。

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