フォーブス誌が選ぶ「フィクション作品で最も金持ちなキャラクター」の資産総額を知って驚愕する人が続出
アメリカの経済誌フォーブスは、2002〜2013年に架空世界で最もお金持ちは誰なのかランキング「フィクション版・世界長者番付」を企画しています。(Forbes Fictional 15 - Wikipedia)
2012年版で堂々の1位に輝いたのは、J・R・R・トールキン原作「ホビットの冒険」に登場する邪悪なドラゴン「スマウグ」。(金相場の下がった2013年版では2位)
このドラゴン、奪った山ほどの金塊に埋もれて眠る存在なのですが、その推定資産総額がいろんな意味で驚かれされるものでした。
2013年版では推定資産は514億ドル(約7兆2000億円)と見積もられています。
さすがの巨額……と思うところですが、驚きなのはこの先の話。
現実のアメリカの裕福ランキングに入ると、なんと15位に過ぎないのです。
人間(作者)が好きに想像できる架空の世界よりも、それを超える現実の人間がアメリカに14人もいるのです。
フィクションより現実のほうが現実離れしているなんて……。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●(フィクション版の)1位はスクルージ・マクダック。(ドナルドダックの伯父で、世界一のお金持ち)
●(現実の)長者番付の上位20人のうち、18人がアメリカ在住。国は大幅な減税を行い、宇宙船で遊ぶための税金も与えられているんだ。
↑でも、でも、でも、もし彼らに課税すると、この国から去ってしまう!
●人間の億万長者よりも、スマウグが隣人であることを望むのは当然だ。スマウグを放っておく限り、彼はあなたも放っておいてくれる。
↑「スマウグの荒野」と呼ばれるエレボールの周辺は完全に荒れ果てた土地。また、周辺で狩りをするので、そう時間が経たないうちに必ず食べられてしまうだろう。もし、あなたが彼を放っておいても、彼はあなたを放っておかない。
●フォーブスの試算はいい加減で、スマウグの資産ははるかに多い。
●スマウグについて興味深いと思うのは、彼はその金があっても何もできないということ……ただ寝るだけ。もしかしたらそこにメッセージがあるかもしれない。
計算のしかたに疑問が残るようですが、現実にのお金持ちがフィクション級なのは確かなようです。