アメリカ人「アウトローなバイク集団ってかわいいと思わない? だって…」
アメリカやオーストラリアで、バイクに乗るアウトロー集団を「モーターサイクル・ギャング」と呼びます。
一般に非犯罪を主張し年齢層も若くはないので、日本の暴走族とはニュアンスが異なりますが、いかついイメージがあるのは確かです。
そんなモーターサイクル・ギャングをかわいいと主張する人がいました。
Wholesome motorcycle gang buddies : technicallythetruth
「モーターサイクル・ギャングがどんなにかわいいという話をしないか?
・切っても切れない仲間
・お揃いの服
・一緒に冒険をする
なんて健全で愛らしい楽しみ方なんだろう。ラッキーなアヒルたち」
こわもての印象が強いモーターサイクル・ギャングも、こんな説明を見るとキュートに思えてくる不思議。
実際は、行儀の良いグループと悪いグループの両方があるとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●おそろいのタトゥーとかもあるよ。
●99%は週末にドレスアップしてLARP(ライブ・アクション・ロールプレイ)に興じるロードパイレーツで、コミュニティのバーベキューやチャリティを開催して楽しんでいる。
しかし1%は本物のマフィア団体である。
↑LARPing(ラープ)やCosplay(コスプレ)は、私がこれまで聞いた中で最も良い表現だね。それが無害な楽しみである限り、全く問題ないと思う。
引退した歯科医や会計士が、お揃いの革の服を着ているだけでなく、中には本物の組織犯罪もある。
●ほとんどのバイカークラブは、実際とてもいい人。
↑もちろん、児童虐待の被害者を裁判中に加害者から守るボランティア活動をしているクラブもあるし、ウェストボロの変人たちから戦死した軍人の葬儀を守るクラブも忘れてはいけない。彼らは本当にその威圧的なスタイルを有効に使っているんだ。
↑BACA: 児童虐待に反対するバイカーズ"Bikers Against Child Abuse"の最初のグループ。
●でも、モーターサイクル・ギャングが実際に何をするのか、誰か知ってる?
田舎を走っているのを1人か2人見かけたことがあるんだけど、どこに行くんだろう? 目的は何なんだろう?
↑ここのみんなはウソばかりで、「サンズ・オブ・アナーキー」(バイカー集団を描いたドラマ)の見過ぎだよ。彼らはほとんどパーティーに行くだけだ。
↑ほとんどの場合、コスプレをしているだけ。それ以外は、麻薬輸送や組織犯罪だ。
●ギャングとクラブは違うんだ。ギャングは親切ではない。ギャングは楽しくない。会費を払えないと怒られ、ヘマをするとすぐに追い出される。違法で愚かなことをする。それがクソギャングだ。クラブは問題ない。
↑実際、ほとんどの人がそう。
1%のクラブには悪質なものもあるが、それ以外にも多くのクラブがあり、中には慈善的なものもある。
その一例が、児童虐待に反対するバイカー、B.A.C.A.。
彼らは、子供たちが虐待者に不利な証言をするために同行し、子供たちがより安全に感じられるように「タフなバイカー」というペルソナをつけている。
●ザ・ヘルズ・エンジェルズも結構クールなバイクギャングだよ。
モーターサイクル・ギャングと言ってもピンキリのようです。