天体の軌道計算をして3年かけて撮影に成功した「コルコバードのキリスト像」の壮大な写真
after astrological calculations and a 3-year wait for the right moment, photographer Leonardo Sens took this photo https://t.co/E3JBHSYFKB pic.twitter.com/iV67IrNlDf
— 🇺🇦Evan Kirstel #B2B #TechFluencer (@EvanKirstel) June 7, 2023
お月さまを背負っている!
写真家のレオナルド・センス氏が軌道計算から導き出して、3年の歳月を費やして撮影に成功したそうです。
その他のアングル。
Photo’s By Leonardo Sens
— AFC GLEN (@AFC_GLEN) June 7, 2023
Christ The Redeemer 🇧🇷 pic.twitter.com/afZgE49Bmu
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●「天文学的(占星学的)な計算をして」
ここには、あなたは太陽がリオにあり、月がイエスにあり、 シュガーローフが昇っていたときに生まれたと書かれている。
(※コルコバードのキリスト像はシュガーローフマウンテンの頂上にある)
↑もしシュガーローフが上昇しているならイエスは逆行している。
●その夜が曇りだったらと想像してみて。
↑ものすごく失望したろうな。
↑3年の計画が全て無になるんだ。
↑初期の天文学者(残念ながら名前を思い出せない)が、皆既日食を研究するために海外に渡航したエピソードを聞いた記憶がある。
しかし、当日は曇ってよく見えなかった。再計算したら数年後にまた同じ場所で起こることがわかったので、そのまま滞在して次の日食を待つことにした……。しかし2回目も曇り空で、その姿を見ることはできなかった。さらに計算してみると、次の日食ははるか先だった。
あきらめて荷物をまとめて帰ったら、妻は再婚していた。みんな彼が死んだものと思っていたからである。
●高解像度版もあるんだよね? これは超カッコイイけど、3年かけた神レベルの三角関数のカッコ良さではない。
↑11km離れたところから撮影されている。大気は最もタフなレンズである。コントロールすることは不可能。
↑確かにノイズはあるが(それでもなんとか軽減することはできる)、この写真はその上でも低解像度に見える。
●彼は……月全体を手に持っている……(彼は世界全体を手に持っているというのがキリスト教の歌のタイトル)
●天体計算って何? なぜ3年も待ったんだ? カメラが合う位置に移動することはできなかったの?
↑そう簡単ではない。まず満月は月1回しかない。3年で撮影可能な日は37日。
月は思ったより速く動き、シャッターチャンスは一瞬。
カメラと一緒に動き回ることはシンプルではない。キリスト像と一緒に撮影するのに、月と像の位置関係を前もって正確に把握し、射線上に像と空がよく見える場所を見つけ、その場所を確保して月が遠ざかる前に微調整をする余裕が必要。
最後に、リオは年に30%くらいは雨が降るし雲も多い。曇りだとこの写真は撮れない(もちろん、大気汚染や大気の状態でもダメなこともある)。
これらや、自分の想像外のことを考慮すると、たとえ初日に完璧に計画されていたとしても、実行には長い時間がかかる。
これだけの写真を撮影するには、とてつもない忍耐を必要とするようです。