「タコには9つも脳があるって知ってる?」複雑なパズルも解く知能の持ち主
・タコには各足にミニ脳が1つずつ、体の中心にもう1つの脳がある。
・それぞれの脳は独立して味を感じたり、触ったり、基本的な動きをすることができる。
・中央の脳に促されれば、他の足が協調して動く事もできる。
さらに足は捕食者の気をそらすために切り離されることもあり、その後も長時間動き続けるそうです。
高機能で異質なタコは、エイリアンの異名もあるのだとか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●エイドリアン・チャイコフスキーの『時の子供たち』シリーズの第2巻に、この生物学を探求したすばらしいSF小説がある。シリーズ全体が素晴らしいよ。
↑そのシリーズが大好きだったよ。楽しいアイデアがたくさんあって、よく考えられている。
●オスはメスに向かって生殖器を射出するので、直接的な行為はしない。
↑タコが最高の恋人だと言われる理由のひとつ。残念なのは、9つの脳すべてから同意を得なければならないことだ。事実上不可能だ。オレなら絶望する。
↑テンタクル(触手)&ヘンタイアニメには理由があったんだな。
(※日本の18禁アニメに触手がよく出てくるため、海外マニアにはジャンルとして認知されている)
↑9つの人格があるわけではない。1つの同意はすべてに反映される。
↑ちょっと待て。オスが射出した後、それは……泳いで戻ってくるのか? 新しいのが生えてくるのか?1 本だけなのか? もう疑問だらけだ。
↑新しいのが生えてくる!! 古いものはメスが使い終わった後、腐るまで放置される。
でも自分の理解では、タコは哺乳類のような性衝動ではない。タコはとても孤独な生き物なのである。
●複数の脳があるのと、奇妙な形をした1つの脳があるのとでは、何が違うのだろうか?
↑結合組織の欠如。中央の脳から8つの異なる部分に分かれる1つの大きな脳ではなく、9つの別々の器官。
人間が腎臓や肺を2つ持っているのと同じで、それらを「奇妙な形をした1つの肺」だとは決して考えない。重複しているとはいえ、それぞれの肺(あるいは腎臓)が独立した臓器。
↑良い説明。
●タコについて知れば知るほど、エイリアン説が信憑性が増してくる。
●学者ぶるようで申し訳ないが、彼らには9つの脳はない。実際の脳は1つで、各触手に1つずつ、合計8つのニューロンの束がある。
確かに他の種の脳がするような仕事もするが、多くのタスクを欠いており、祖先の脳から派生もしたわけでもない。人間の脊椎と腸神経系が脳のような仕事をするから3つの脳があると言うようなもの。センセーショナルに表現しすぎだと思う。
定義によって諸説あるようですが、驚異的な生物であることは間違いないようです。