2023年07月19日 23:35

「Googleの次世代コンピューターは見た目からしてすさまじい…」未来を感じる量子コンピューターの外観

 

Googleの次世代コンピューター00
Google社が2029年頃の実用化を目指している「量子コンピューター」。

カリフォルニア州サンタバーバラの研究拠点に設置された、量子コンピューターの写真が海外掲示板で人気を集めていました。

Reddit/VAMSI_BEUNO

Googleの次世代コンピューター01
(credit : Google Quantum AI)

まるでSF映画のワンシーンのよう。

70量子ビットコンピューターチップの周囲をマイクロ波ケーブルで覆い、0度近くまで冷却しているとのこと。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●Quoraの裏計算によると、それは8000万ドルだな。

↑それは量子コンピューターにふさわしい価格だな(量子コンピューターに何ができるのか、いくらかかるのか、私には見当もつかないが)。

↑それは何をしようとしているかによる。
ほとんどの用途では古典的なコンピューターより優れているわけではない。特定の問題(量子アルゴリズム参照)に対して著しく速くなる。
そうした問題の中には本当に重要なものもある。

↑いや、でも時速88マイルまで上げれば1955年に戻るよ。(※映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」のネタ)

↑面白いことに、強力な量子コンピューターがあれば、ビットの重ね合わせ状態によって未来を読み取る可能性はある。
理論的には、十分な量子処理能力があれば、未来を見ることができるんだ。

↑"Devs"(海外ドラマ)の筋書き通りだな。まあ、未来を見通すことを説明するために、より決定論に焦点を当てているのだが。

●つまり、ハイエンドのビデオカードと同じように、体積の80%、いや、それ以上かもしれないが、冷却に特化しているということか?

↑専門家ではないけど、量子コンピューターは非常にデリケートなシステムであり、外部からの影響によるエラーに非常に敏感。量子ビットをエンタングルさせるのが望ましいが、熱で衰退してしまう。だから、極めて低い温度に冷却する必要がある。

●その大きさはどれくらい? だいたいの見当をつけようと思う。

↑7くらい。

↑多分8かな。

↑でも10以上ではないよな。

●コンピューター素人からすると、純粋でクレイジーなSF世界に見える。 AIによって設計されたコンピューターはどのようなものだろうか。もし知覚を持つAIが、放射線や何かで人間を傷つける心配をすることなく、自分自身の設計を改良することに目を向けたとしたら、その設計はどこまで奇妙で不吉なものになるのだろう。

↑これもコンピューター本体の見た目は、普通のチップだよ。クレイジーに見えるワイヤーやホースはすべて冷却するためのものに過ぎない。

●この写真はコンピューターを見ているのではなく、世界で最もパワフルな冷蔵庫を見ているのだ。

(投稿者)ソース(英語記事):
Quantum computers take key step toward curbing errors | Science | AAAS


量子コンピューターが実用化された未来は、どんなことになっているのでしょうね。

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