「1人だけ衝撃の遅さ」陸上女子100mで素人が走る珍事…姪を出場させたソマリア会長が停職処分に
学生スポーツの世界大会「第31回ワールドユニバーシティゲームズ」(中国・成都で開催)の100m走で珍事が起こりました。
ソマリア代表選手が訓練を受けていない素人で、なんと10秒遅れでゴール。
ソマリア陸上連盟会長が姪を縁故で出場させたことが発覚しています。
Somali runner takes over 20 seconds to complete 'slowest ever' 100m - YouTube
こ、これはひどい……。
第4レーンを走るのはソマリア代表のナスラ・アブカル・アリ選手。
全力疾走すらせずにジョギングのようになっています。
ソマリア陸上連盟会長が訓練を受けていない姪を出場させたことにより起きた珍事。
国内外で批判を浴び、会長は停職処分となりました。
ソマリア大学連合は「大会に選手を派遣していない」と声明を発表しています。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●これは彼女へのプレゼントなのか罰なのか?
↑両方ってのはどうだろう?
↑スポーツ選手として亡命申請できるからだと、どこかで読んだ。
↑それはナイス。
●彼女は家族の中で一番速かったんだよ。
↑家族に無料旅行させられる、きょうだいはコーチ役などをしていたのだろう。
●この件でソマリア陸上連盟会長が停職処分になった。
↑彼女が出場する段階で誰も声を上げず、その滑稽さを強調しなかったのが不思議だ。
↑問題は縁故採用ではなく、縁故採用したことが実現されたことだ。
↑正直なところ、各競技に平均的な人物を登場させて文脈を与えてくれれば、スポーツ競技はちょっと楽しくなる。もっとスポーツを見るだろう。
↑きっと大音量のスピーカーから、「おい、365番シートのお前、こっちへ降りてきてレースに参加しろ、このなまけ者め」みたいな声が聞こえてくるだけだ。
↑爆笑した。彼女はこれにトライしただけ勇敢だ。
↑ソファでスナック菓子を食べながら「自分ならできる、100mなんてすぐだよ」
●最後のホップとスキップ。全く何も気にしちゃいないな。
↑爆笑。真実だな。彼女は自分の世界にいる。
●見てる自分が恥ずかしくなってしまう。
↑同じく。いったいなぜ彼女はこんなことをしたいと思えるのだろう。今夜は悪夢にうなされそう。
●こういうのを防ぐための予選は存在しないの?
↑それはそれぞれの国で行われる。
●個人的に、1つのレーンだけ無作為に選ばれた人を配置した方が面白いともっていた。でないと選手たちが実際にどれくらいのスピードで走っているのかわからない。
陸上競技選手がどのくらい速いのか、いい比較対象にはなったようです。