「たった一撃…」からまって離れられない2匹の鹿の『ツノ』だけを狙い撃ちする凄腕パークレンジャー
銃を構えたパークレンジャーが狙っているのは、からまって身動きが取れずにいる2匹の牡鹿のツノ。
(※パークレンジャー:国立公園のパトロール・調査・野生動物の保護などに従事する自然保護官)
銃の達人による名人芸をご覧ください。
Once in a lifetime shot. Park ranger uses a shotgun to separate (and save) two antler locked bucks
これはお見事!
少しでもずれたら鹿の命がないと思うと、よほど腕に覚えがなければできない芸当。
2匹はケガするとことなく、折れたツノを残して立ち去るのでした。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●純粋にわお!
↑ああ、自分なら何年もその高揚感に浸っているだろうな。たぶん、残りの人生も。
↑4年前に、社会人サッカーで1試合6シュート6ゴールを決めたことがある。今でもその高揚感に浸ってる。でもパークレンジャーのほうがずっとクールだ。
↑子供の頃、ボードゲームでクルー(最初のターンでクリア)をしたんだ。その感動は忘れられず、今でも浸っていられるほど。
↑一度だけ女性と関係を持ったことがある。
●人はこれをwin-winと見る。
だが彼は解放したというのに、成功したようなリアクションを見せていない。
実はディナーのゲットに失敗……。
↑もし2頭が離れなければ、いずれにせよ両方とも死んでしまうだろう
↑もしこれが自分だったら、誤って鹿を2頭とも殺してしまい、ショットガンの跳弾が顔に当たって鼻骨を折っていることだろう。
●この命中精度は異常だ!
↑命中精度を高めるのと、シカのリスクを最小限にするため、バックショットではなくスラッグ弾を撃ったのかもしれない。
↑12ゲージのフルチョークを使ってる……本来は鳥用にセットアップされたものだと思うので、準備もせずにあわててショットガンを手にしたラッキーな結果ではなく、ある程度意図したものだと思われる。
●ここで何が起こっているのか、もっとうまく説明できる人がいると思うけど、ちょっと説明してみるね。
オスの鹿は繁殖期になると、優位性と縄張りを確立するために戦い合う。ケンカの最中にツノがからみ合ってロックされることがある。そうなると、人が干渉しなければ、疲労から両方ともひどい死につながる。牡鹿はツノが抜けるものなので、レンジャーが角の一部を撃ち落としても害はない。
↑片方の鹿が疲れ果てて死んでしまい、もう片方が体を引きずってどこへも行けなくなっているのを見たことがある。2匹を引き離すことができたが、美しい光景ではなかった。
●我々にとっては一生に一度のことかもしれないが、彼はきっと毎日やってる。
ツノがからまったまま死に至る鹿もいるとのこと。リスクを冒してもツノを狙撃する価値があるようです。