世界で最も生活費の高いところはニューヨークでもスイスでもない…小さな街
答えはハミルトンという街。
聞きなれない人も多いかもしれませんが、大西洋のバミューダ諸島(イギリス領)にある、首都としてはとても小さな街です。
生活費指数はここ数年、世界1位。
原因は島であるがゆえに輸入コストが高いことや、リゾート地であること。そのため物価が非常に高くなっているとのこと。
生活費指数のランキング
1位 ハミルトン、バミューダ
2位 バーゼル、スイス
3位 チューリッヒ、スイス
4位 ローザンヌ、スイス
5位 ツーク、スイス
6位 ジョージタウン、ケイマン諸島
7位 ジュネーブ、スイス
8位 ベルン、スイス
9位 ナッソー、バハマ
10位ニューヨーク、ニューヨーク、アメリカ合衆国
28位 シンガポール
34位 ロンドン、英国
41位 シドニー、オーストラリア
60位 パリ、フランス
64位 ソウル、韓国
102位 フランクフルト、ドイツ
273位 東京
(Cost of Living Index 2023 Mid-Year)
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●8年前に家族でハミルトンに休暇旅行をした。何も栽培できない国だから、何もかもがめちゃくちゃ高かった。真水も含めて基本的に天然資源がない。でも、すばらしい人々のいる美しい場所だから、絶対にまた行きたいね。
↑現地でどうやって水を貯めているか見た? 2018年に訪れたけど美しい国で、人々もすばらしかった。すべての屋根が水を貯められるように作られているのが気に入った。少なくとも訪れるにはいい場所だよ。
●島の住民から、節約のために他の地へバカンスに行くこともあると聞いたことがある。
追記)島についてもう少し付け加えたいことがある。島ではマクドナルドやスターバックスのようなチェーン店は禁止されている。地元にお金を残すことができ、地元のビジネスオーナーが利益を得られる。
もうひとつは、300万ドル(約4億4000万円)以下の不動産は地元住民しか買えない。
●現地で利用したタクシーの運転手は、これまで話した中で最も旅慣れた人のひとりだった。そこで交流を持つほとんど全員の教育水準が高くて興味深かった。てっきり超リッチな島だからと思っていたが、彼らの多くは観光客に大金で家を貸し出し、冒険に出かけ、出発したときよりもリッチになって帰ってくるのだろう。
↑それはかなりスイートな財政状況に聞こえるね。
↑貧しい外国人労働者のいる島の反対側に行ったかい?
↑クルーズ船業界は、多くの不幸な人々の人生の深い悲しい真実を見事に隠している。
↑バミューダ諸島には実際に貧しい市民がいる。彼らは島の反対側にいた。
↑彼らが好きなのは、アメリカに行ってたくさんの商品を買い、関税を払わずに国に戻ってくることだ。関税が高いから、みんな買い物に出かけるんだ。
↑2006年に、上司命令で業務用のAdobeのソフトを10本買うためカリフォルニアまで出張した。飛行機代、1泊のホテル代、3日分の給料を差し引いても、オーストラリアで買うより5000ドルほど安かった。
●現地に拠点を置く金融機関(主に再保険)はたくさんあり、そのような会社で働けば給料は驚くほど良い。扶養家族を連れてくることを想定して2人分くれるからね。
●島国だから、年間5000万ドルの食料を輸入しなければならない。どの年かにもよるが、総輸入量の8〜12%に相当する。
↑ハワイの物価がアメリカの多くの地域よりも高いのも同じような理由だ。
↑ナウルという国を思い起こさせる。ハワイやバミューダ諸島に比べるとかなり貧しいので、飛行機で新鮮な食料を手に入れることは不可能だし、島で何かを栽培することもできない。その結果、彼らが手にする食べ物の大半は、包装された加工食品だ。島の94.5%が太りすぎで、72%が肥満である。
●バミューダ諸島はめちゃくちゃ物価が高いが、都市部(ハミルトン)には住むところがほとんどないため、この数字は平均より間違いなく高い。大半の人は周辺で安く暮らしている。それでもめちゃくちゃ高いけどね。
ソース:人生のほとんどをそこで過ごした。
●そこのクルーズ観光から戻ったばかり。これは事実だ。低所得者向け住宅は60万ドルもする。しかしたくさんのすばらしい歴史がある!
●ハミルトンのイングリッシュ・パブでフィッシュ&チップスに40ドル(約6000円)払った。店主と話をしたが、いい男で、島には植物があまりないから、輸入にとてもお金がかかると教えてくれた。……魚の輸入はどれくらい高いんだ? ここは島じゃないのかよ!!
富裕層に人気の高級リゾート地というのも、大きな要因となっているようです。