陸上女子4×400mリレーでオランダが劇的な逆転で金メダル…初日の悲劇に泣いた選手が歓喜のフィニッシュ
Netherlands upsets Jamaica and Britain to win first ever women's 4x400m gold at the World Championships pic.twitter.com/H3Opkqq5ax
— Levandov (@Levandov_2) August 28, 2023
直線に入った段階では、1位ジャマイカに大差を付けられていたオランダのフェムケ・ボル選手。
後ろからぐんぐん距離を縮めていくラストスパートは、まるで競馬の追い込み馬のよう。
このレース自体もすばらしいのですが、フェムケ・ボル選手は大会初日の混合4×400mリレーの決勝でもアンカーを務め、優勝目前のゴール前5mで転倒して金メダルを逃した悲劇があったばかり。
pic.twitter.com/rtYCf5ZF8k
— Bhupesh (@Bhupsi10) August 28, 2023
Alexis Holmes of US anchors US mixed 4*400m relay team to a Gold.
When race leader Femke Bol of Netherlands fell at the finish line.
(1/4)
その汚名返上からの流れもあったので、オランダ国民の感動もひとしおだったようです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●なんてこった、彼女は足が長いな!
↑(オランダ人は)統計上、世界で最も背の高い人々。
●あの接近速度は完全に馬鹿げてる
↑彼女は超スピードになったね。
●オランダなんて、うっかり国を出てしまわずに1600mも走れないのに、どうやってトレーニングしたんだ?(※国土が小さい)
↑彼らは国境に到着すると、ベルギー人の近くで過ごす時間を最小限にするため、特別に速く走る訓練をするんだ。
●400mx4リレーを走った経験がある人なら……アンカーがあんなに追い込みをかけるなんて、どれだけ異常なことか理解できるだろう。なんてこった。
↑他の選手は走っている、フェムケ・ボル選手はハンティングをしている。
↑私のスポーツ人生(陸上競技以外のスポーツは、厳密には体力作りのために行っていた)で全盛期でさえ、400m走の最後はめちゃくちゃきつかった。
↑最後の100mは過酷。100m走と200m走を中心に走り、たまに400m走もやったけど、ほんと苦痛だった。
●今年の世界陸上はクールな瞬間がたくさんあった。陸上は見ていて楽しい。
●これを特別に興奮させたことは、大会の初めに行われた男女混合400x4リレーでもアンカーだったボル選手がつまずいて転倒して金メダルを逃していた。彼女にとっては贖罪のレースであり、彼女が世界最高のランナーの1人であることを証明した。
2年後の世界陸上(2025年)は東京開催(国立競技場)。どんなドラマを見せてくれるのでしょうね。