2023年08月31日 22:43

陸上女子4×400mリレーでオランダが劇的な逆転で金メダル…初日の悲劇に泣いた選手が歓喜のフィニッシュ

 

陸上女子400mリレーでゴール寸前の追い越し
ハンガリー・ブダペストで開催された世界陸上では、女子4×400mリレーで最後にドラマがありました。

最後の直線でオランダのボル選手が見せた、怒涛の追い込みが話題を集めています。

Reddit/die_a_third_death

直線に入った段階では、1位ジャマイカに大差を付けられていたオランダのフェムケ・ボル選手。

後ろからぐんぐん距離を縮めていくラストスパートは、まるで競馬の追い込み馬のよう。

このレース自体もすばらしいのですが、フェムケ・ボル選手は大会初日の混合4×400mリレーの決勝でもアンカーを務め、優勝目前のゴール前5mで転倒して金メダルを逃した悲劇があったばかり。

その汚名返上からの流れもあったので、オランダ国民の感動もひとしおだったようです。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●なんてこった、彼女は足が長いな!

↑(オランダ人は)統計上、世界で最も背の高い人々。

●あの接近速度は完全に馬鹿げてる

↑彼女は超スピードになったね。

●オランダなんて、うっかり国を出てしまわずに1600mも走れないのに、どうやってトレーニングしたんだ?(※国土が小さい)

↑彼らは国境に到着すると、ベルギー人の近くで過ごす時間を最小限にするため、特別に速く走る訓練をするんだ。

●400mx4リレーを走った経験がある人なら……アンカーがあんなに追い込みをかけるなんて、どれだけ異常なことか理解できるだろう。なんてこった。

↑他の選手は走っている、フェムケ・ボル選手はハンティングをしている。

↑私のスポーツ人生(陸上競技以外のスポーツは、厳密には体力作りのために行っていた)で全盛期でさえ、400m走の最後はめちゃくちゃきつかった。

↑最後の100mは過酷。100m走と200m走を中心に走り、たまに400m走もやったけど、ほんと苦痛だった。

●今年の世界陸上はクールな瞬間がたくさんあった。陸上は見ていて楽しい。

●これを特別に興奮させたことは、大会の初めに行われた男女混合400x4リレーでもアンカーだったボル選手がつまずいて転倒して金メダルを逃していた。彼女にとっては贖罪のレースであり、彼女が世界最高のランナーの1人であることを証明した。


2年後の世界陸上(2025年)は東京開催(国立競技場)。どんなドラマを見せてくれるのでしょうね。

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