「製品の変更も宣伝も全くしないこの企業は、ある意味凄いと思う…」欧米のボールペン事情
このシンプル極まりない事務用ボールペンは、BICというフランス企業の製品で、1955年からほぼデザインが変わっていません。
欧米ではボールペンをBICと呼ぶくらいに普及しています。
さすがにブランドとしては傲慢な会社ではないのか、とジョーク混じりに指摘されていました。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●でも、80年代にキャップの端に穴を追加することでデザインを変更していたよ。
↑子供が飲み込んでも空気が通り抜けるようにしたんだ。だから、この設計変更は子供のせいにできるね。
↑クソガキどもめ、我々のように尊厳を持って死ねないのか(喉にペンを詰まらせ青く咳込みながら)
●BICは天才だ! この世で最も盗まれている2つの製品、ペンとライターを製造している。
↑個人的に彼らのビジネスプランが大好きなので、よくBICの株を買うべきだと冗談を言っていた。
↑「我々は非常に安価で、どのガソリンスタンドにもある必要なものを生産している。そして、変化や革新は必要ない。お金に囲まれて快適だからね」
↑企業が10年後も自社製品を販売できると確信できることは、おそらく特定の企業に投資する数少ない指標のひとつだろう。
例えば、iPhoneは、消費者の反感を買うようなあらゆることをしたけど、それから何年も経った今でも人々はiPhoneを買い続けている。
彼らがスマホに何をしようと、人々は10年後もそれらを買うつもりであることを私達は知っている。
●変な話だがBIC製品を買ったことがない。でも今までずっと使い続けてはきた。
↑じゃあ、おまえがペンを盗んでいたのか。
●「壊れてもいないものを直すな」
↑WiFi、Bluetooth、5Gを備えたBICペン2.0を発明する必要がある。そして、広告が内蔵され、新しい色をアンロックし、広告なしでペンを使用できるBIC+アプリに月額8.99ドルを支払うことができる。
↑プレミアム・プラス・プラス・サブスクリプションにも火をつけるべきだ。
●何をデザインし直すんだ? それはペンであり、機能し、象徴的であり、誰もがBICの外観と感触を知っている。
↑ボールペンはフランス語で一般的に「BIC」と呼ばれるほど、象徴的な存在だ。
今どきのボールペンの書き味やインクの出の良さに慣れていると、昔ながらのボールペンは不便を感じてしまいます。