「もしも人食い人種が大企業に勤めたら…」というお話
4人の人食い人種が、ある大企業の就職面接に応募してきました。
彼らに対して上司が言いました。
「もし君たちを雇うとなると、うちの従業員を1人も食べないと約束してもらわないといけない」
人食い人種たちは誰も食べないと約束し、採用されました。
しばらくすべてがうまくいってましたが、ある日、上司が彼らをオフィスに呼び出しました。
「君たちはよく働いてくれているが、オフィスの清掃員が1人いなくなっているんだ。それは君らと関係があるかい?」
人食い人種たちは、自分たちは無実だと訴えました。
それを聞いた上司は信じて去っていきました。
残された人食い人種たちのリーダーがみんなに向かって言いました。
「このバカ野郎!」と彼は叫び「いったい誰が清掃員を食べたんだ?」
1人が子羊のように手を上げました。
「バカもん! この数週間、我々は取締役、人事部長、プロジェクトマネージャー、主任をごちそうにしてきたと言うのに、おまえときたら、唯一彼らが恋しくなる人を食うとは!」
教訓:大企業の上役ほど、いなくなっても気付かれにくい。