「イラクの書店は夜間に本を放置しているので、盗まれないのか質問したら…」→イラク人の説明
イラクには本のマーケットがあり、その通りでは営業時間外になると、本が外に積み重ねられたまま放置してあるとのこと。
売り物なので盗まれないのか疑問に思うところですが、イラク人による説明が注目を集めていました。
In Iraq, in the book market, books remain in the street at night, because Iraqis say: 'The reader does not steal, and the thief does not read.' pic.twitter.com/GpQHVYDDcy
— Lost Glasgow (@LostGlasgow) May 22, 2021
イラク人が言うには
「本を読む人は盗むことはなく、盗人は本を読まない」とのこと。
ほっほー!
読書家に泥棒はいないという考え方だそうです。
他の理由があるかもしれませんが、実際に本を外に置きっぱなしで商売が成立していることを思うと、一定の説得力を感じます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●通りすがりの自分「おお、無料の本!」
●書店で働いた経験から、これは真実ではないと断言できる。
↑どんな本が盗まれるの?
↑「D&D」関連は盗まれやすいね。それとベストセラー。それは一番前にあるから。一度だけバックオフィスで金庫破りがあったけど、あれは内部の犯行ではないかと思っている。
(ダンジョンズ&ドラゴンズ - Wikipedia)
↑D&Dの本ならわかるね。新品だと50〜60ドルくらいする!
↑「D&D」の本を盗むことを想像してみて。自分ならネットで安い海賊版を買う。
↑自分用に盗んでいるわけじゃないと思う(笑) 転売するために盗んでるんだ。D&D書籍は価値が下がりにくいので。
●面白い。ある店員は、自己啓発本をレジ横に置く必要があると言っていた。なぜならそれが1番盗まれるらしい。
●泥棒は字が読めなくても、物を売ることはできるのでは(笑)
↑車上荒らしに遭ったとき、トランクにあった本の箱だけ盗まれなかった。
●でも、ろくでなしは物を壊せる。
↑器物破損するバカの多くは酔っ払いじゃないかな。イラクでは飲酒(特に公共の場での泥酔)はあまり一般的ではない。だから、その意見は間違ってはいないが、イラクではそれほど大きな問題ではないのだろう。
●2011年のロンドン暴動の際、ウォーターストーンズ(書店)に押し入って本を盗む者はいなかった。文字通り、通り全体で窓ガラスが割られていない唯一の店だった。
いろんな意見がありましたが、治安が良いに越したことはありませんね。