「遺伝以外にも赤毛になることがあると知った…」海外の反応
赤毛の有名人は、ニコール・キッドマンやルパート・グリント(ハリー・ポッターのロン役)などがよく知られていますが、全人口の1〜2%、北西ヨーロッパ人で2〜6%程度と、希少性の高い髪色ではあります。
多くは遺伝で受け継ぐものですが、それ以外にも赤毛になる理由があると海外掲示板で話題になっていました。
「重度の栄養失調の場合、通常暗い人間の髪の毛は赤または金髪になる」
(赤毛 - Wikipedia)
貧困による栄養失調から、赤毛や金髪になるケースもあるとのこと。タンパク質が不足するなどして、髪色が変わるケースがあるそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●栄養失調になると、髪の色素「メラニン」の生産量が減少するからである。
メラニンは、皮膚や毛包に存在する細胞であるメラノサイトによって生成される。栄養失調になるとメラニン生成が不十分で髪色が薄くなることがある。
↑茶髪だった彼女の義妹は、拒食症と過食症を繰り返した。30歳になった今、年配者のような白髪になっている。
↑それは違う。それは毛包に過酸化水素が蓄積するため。
↑過食症/拒食症で過酸化水素が毛包に蓄積するのはなぜ?
↑「若い人の場合、カタラーゼと呼ばれる酵素が過酸化水素を水と酸素に分解する。しかし、この酵素のレベルの低下と、過酸化水素の損傷を修復するMSR AとBと呼ばれる酵素のレベルの低下とが相まって、加齢とともに髪が白髪になる」
●インド在住だけど、道ばたで見かける貧しい子供たちの髪は金髪っぽい色をしている。日光に当たるからだと思っていたけど、今日、学んだ。
↑日光が原因もありえると思う。サンブリーチって呼ばれ、地毛の色によっては金や赤っぽくなったりする。
↑栄養失調が原因はすごく稀なことなので、紫外線が原因のほうが可能性が高い。
↑伝統的に明るい髪と目は、魔女のようだと考えられてきた。貧しい人々にレッテルを貼る方法だ。
↑魔術で人々を非難していた頃は、ほとんどの人が貧しかったと思う……。
↑階層社会は常にあり、それは今でも一般的なことだ。
●保護した野良猫は、当時オレンジ色の毛をしていた。品種もわからなかった。その後、徐々に毛が伸びてきて、美しいスモーク色のターキッシュ・アンゴラになった。保護したのは1989年のことだけど、今でもあの変貌ぶりに驚嘆している。
●天然の赤毛はMC1R遺伝子によるもの。栄養失調の赤毛はメラニン不足によって赤みがかった茶髪や金髪になるため。だから、栄養失調だとみんな金髪や赤毛になるわけではなく、メラニンが減少したときに露出する下地がすでにある場合に限られる。天然の赤毛は別の理由によるものだ。
アジアでもモンゴル帝国の創設に関わった人々の多くは赤毛で、チンギス・ハーンも赤毛だったと文献に記されています。