インドのビーチに「子供たちが喜んでペットボトルを捨てるゴミ箱」を設置→1日の終わりにはいっぱいに
海岸をきれいに清掃する「ビーチクリーン活動」が盛んになってきましたが、理想的なのは個人がゴミを廃棄せずに処分すること。
幼い頃にそうした意識が根付くのであれば素晴らしいことです。
インドのビーチで、子供たちが自発的に楽しんでペットボトルを捨てるアイデアが実施されていました。
Instead of placing garbage cans around this beach, the city made a giant see-through fish with the words “Goby loves plastic, please feed him”. Kids enjoyed feeding him so much, that he’s usually full by the end of the day. pic.twitter.com/vy1T9mWE20
— Yup That Exists (@yupthtexists) April 2, 2023
ゴビービーチに設置されたのは、魚の形をしたゴミ箱。その名もゴビー君。
「プラスチックゴミが大好物なので食べさせてあげて」と設定したところ、効果はてきめん。子供たちは、せっせとビーチに落ちているペットボトルを食べさせるようになったのです。
シースルーで食べた量がひと目で見えることもあり、1日の終わりにはすぐいっぱいになるのだとか。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ゴミが海の魚に与えている影響を示す素晴らしい方法でもある。
↑ジンベイザメにプラスチックを与えてくるよ。
↑プラスチックゴミをビーチに持ち込まないようにするアートインスタレーションを作るのに650ドルの製作費は安い。
●これはアート作品? ペットボトルの上のほうは緑で陰影がつけられていて、中にタイヤが入っている。
↑イエスでもありノーでもある。
アート作品であると同時に、機能的でもある。夜になると空っぽにするために運び出される。おそらくその作業は手間がかかるのだろう。
●オランダのテーマパークに「holle bolle Gijs」という似たコンセプトのものがあるよ。子供たちはそれが大好きだ(密かに自分も)。
Holle Bolle Gijs - De Magische Klok - Efteling - YouTube
●きっとアメリカでこんな風に子供たちをだましてタダで仕事をさせると、いきなり児童労働法違反になるんだ。
●地元(アメリカ・ワシントン州)には金属製のゴミ箱ヤギがいる。ボタンを押すと、ゴミを食べる(吸い取る)。
The "Garbage Goat" | A Quirky Spokane Landmark - YouTube
似たコンセプトのものが世界各地にあるとのことです。