「黄色い頭をしたクールな鳥の名前を検索したら…脱力するほど安易だったとき」
動植物の名前を知りたいとき、その特徴をGoogleなどの検索エンジンに入力すると、見つかることも多いかと思います。
体全体は黒くて頭が黄色いクールな鳥を見つけて、何という名前かを調べた外国人がいました。
あまりにも安易だと衝撃を受けた、英語の名前をご覧ください。
検索ワードは「黒い鳥 黄色い頭」"black bird with yellow head"
すると画像は目当ての鳥が出てきたのですが、その鳥の名前が……。
「黄色い頭の黒い鳥」"Yellow-headed blackbird"
安易というか、そのまんま!
ネーミングはシンプルでわかりやすいほうがいいですが、ここまでド直球の説明もどうなのでしょうか。
見た目どおりの生物名は珍しくないものの、ここまで力の抜けた名前を付けた人物にも興味が湧くところです。
ちなみに和名はシンプルとは程遠く「キガシラムクドリモドキ」でした。
(参照動画)
Yellow-headed Blackbird calling out - YouTube
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●誰か知らないがその鳥を名付けたやつは気に入った。納得!
●「黒いスーツを着た黄色い鳥」と付けるべきだった。
↑自分は「黒い体の黄色い頭の鳥」と考えついたよ。
↑この鳥を父親に教えてもらったときは信じなかった。「じゃあ、なぜウサギを長い耳の大きな脚と呼ばないの?」
●鳥類学者には2つのタイプがいて、性的「ウッドペッカー」(キツツキ、性的な表現もある)か、非常に性的「Tits(シジュウカラ)やBoobies(カツオドリ)(おっぱいの意味)のいずれかになる。その中間はない。
↑あるいは誰かや場所の名前にちなんだもの。
↑あるいは自分自身の名前+他のカテゴリーから1つ追加して付けて自己満足に浸る。
↑それから"Bare-faced go-away-bird"(素顔であっちへ行け鳥、和名クロガオハイイロエボシドリ)みたいなのもいる。これは間違いなく気分で付けたな。
↑きっと学者が怒っていたときに名前を尋ねられたんだ。「いいだろう、名前が欲しいなら……素顔であっちへ行け鳥だ! 今すぐ失せろ!」
●動物は常にこの形式で名前が付けられるといいね。
●学者には、自分の発明や発見に名前を付けさせてはいけない。
「非常に大型望遠鏡」や「極めて大型望遠鏡」を見たことがある?
↑"Overwhelmingly Large Telescope"「圧倒的に大型望遠鏡」がある。安らかに眠れ。
(OWL望遠鏡 - Wikipedia)
●キリンが「ナガイクビ」と名付けられずに良かったな。
似た例である「赤い翼の黒い鳥」"Red-winged Blackbird"はこちら。
Red-winged Blackbird - YouTube