2023年12月03日 16:30

「海のシゴトをしてる人に質問…最も不気味だったものは何?」回答いろいろ

 

大海原
海は大いなる自然の恵みでもあり、ときには牙を向けてくる畏怖の対象でもあります。

「長期間、海に出る仕事をしている人に質問、海で見た最も不気味なものは何ですか?」
この質問に対する海外掲示板のコメントをご紹介します。

Reddit/tylo144

●ゾッとするほど不気味ではないけど、静かな風の夜に雷雨にさらされて、夜空を眺めていたときのこと。
海はとても平らだった。大きなうねりはなく、小さなさざ波が立っているだけだった。世界中が真っ暗になり、その後、突然稲妻が乱舞し、世界全体が銀色に輝いた。
海はクシャッと丸めて広げたアルミホイルのように見え、平らに広がっていた。海は水銀のように見え、小さなさざ波がドラマチックな黒い影を作っていた。

●海軍にいた。真夜中にイタリア沖のどこかで手漕ぎボートほどもない、とても小さなボートを10マイルほど沖合に見た。陸からの光はなく、周囲に他の船はなかったが明かりはあった。船長によるとそれは漁師で、その時間には魚が光に集まるのだという。
真っ暗な真夜中、沖合10マイルほどの地点で手漕ぎボートに乗り、何かが見つけてくれるまで待っているところを想像してみてほしい。

↑その漁師は恐れを知らない。

●はるか沖に浮かぶ空っぽの船。

↑空港でウーバーの運転手が、以前はタンカー警備をしていたと話していた。
彼らは想像以上に空っぽの船舶に出くわすことが多く、ただ浮かんでいるだけで、中身は乱されておらず、財布も写真も何もかもあったそうだ。
呼びかけても何の反応もなく、海賊による罠かどうかもわからない(身代金目的が多いらしい)。人がいないんだ。単に貨物だけ。
警備チームは幽霊船に乗り込んで状況を確認する。ヨットでさえもだ。誰も乗っていない場合は、雷リスクを避けるために沈める必要がある。
「発見者には何らかの報酬があるんですか?」と聞いたら、彼は「いったい誰に電話するんだい?」といった感じだった。

●以前、メキシコ湾で油田ダイバーをしていた。潜水記録の80%は夜だったと思う。ほとんどが500フィート以下のダイビングサポート船だった。
真夜中にダウンラインに座って水中で減圧しているのは、とても不気味な気分だった。いつも上で待機してるチームにヘッドライトを消すように頼んでいた。
フックにかかったミミズのように暗闇の中をただゆらゆらとしていた。

●20年ほど前……MVエクスプローラー号(現在は沈没)で南極圏近くを航行し、氷山の周りや上陸をしていた……。
小さな湾に入ると、氷と海岸の中に無名のヨットがあった。普通、ヨットは何らかの識別マークがついているので奇妙だと思った。
さらに付け加えれば、彼らは無線連絡に一切応じず、私はその会話には関与していないが(しかもずいぶん前のことだ)、何人かの乗組員はゾディアックボートを使って乗船しようとしたが、拒否された。
要するに、特に大きなものでもないヨットが、南極の人跡未踏の海域をうろついていて、助けも連絡も欲していなかったということだ。
実に奇妙だ。

●何週間も海を旅するレクリエーション・セーラーをしている。10メートルも離れていないところで、水面に炎が上がっているのを見たことがある。真夜中にただ燃えていた。

●人間の遺体だ。熱帯地域で状態は良くなかった。最寄りの土地の当局に引き渡した。歯は十分に残っていたので歯型から身元を確認することができた。遺族が気持ちの整理をつけられたことを祈っている。

●これらのコメントから学んだのは、海は人をポエマーにするということ。


海の神秘さ、静けさ、荒々しさは、人を詩人にしてしまうようです。

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