駅のホームに毎日通うロンドンの女性…亡き夫が録音したアナウンスを聞くため
Remembering The Voice of The Tube | Inside The Tube: Going Underground | Channel 5 - YouTube
ロンドン地下鉄では、電車のドアが開く際に、"Mind the gap"(ホームと電車の隙間に注意して)とうながすアナウンスが流れます。
マーガレットさんは、亡き夫がおよそ1973年に録音したその声を聞くために、毎日駅のホームにやって来ます。
他の駅では別の声に変更されており、今ではエンバンクメント駅でのみ聞くことができるそうです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●人間は時として、とても心温まる存在である。
↑必要なのは、時々でいいので気にかけること。今はそうしないほうが人気だが、それが誰かにとって大きな違いをもたらすことがある。
●"Mind the gap"(隙間を気にして)
「そうするわ、愛してる」
●うわ、きれいなおばあちゃん。彼女の老化遺伝子が欲しい。
●これは1973年に録音されたもので、夫のオズワルド・ローレンスさんは1929年生まれで2007年没。
●アメリカ人として私と妻は、「何かを見たら、何か言うのを忘れずに、見よう、言おう、解決しよう」というアナウンスが大好きだった。
それは私達にとって魅力的だった。なぜならアメリカではおそらく「犯罪は悪いことです。気をつけよう!」という感じだけだから。
この話の教訓は、地下鉄のアナウンスには重みがあるということだろう。
●これは最近ウクライナで起こったことだが、地下鉄の駅名が変更され、新しい路線が記録されることになった。前の役者は残念ながら亡くなった。親族や住民の要望で、AIによって新しい路線の声が作られた。
↑素朴な疑問だが……この手のAIの使用は許されるものなの?
AIを使うことで報酬を取り上げることにならないのだろうか?
先日、ジェームズ・アール・ジョーンズがダース・ベイダーの声をAIで再現し、将来的に新しいタレントから「仕事を奪う」ことになるという投稿を見たが、それと大差ないのだろうか?
●自分をこんなにも愛し、大切に思ってくれる妻がいることを想像してみて。
↑人間関係は築くものであって、見つけるものではない。
↑それでも、自分と同じ人生を築きたいと思う人を見つけなければならない。
↑子供の頃、あのアナウンスが大好きだった。彼の声はとても深くて、とどろいていた。父親と旅行するときにしか聞いたことがなかったから、いつも父の思い出と一緒。聞けなくなって寂しい。
↑ノーザン・ラインのエンバンクメント駅北行きホームでは、今でもこれが流れている。
●誰かが彼女にMP3ファイルを渡すべきだったよね?
↑彼女が家から出て移動するのも、きっといい理由だと思う。
ロンドンの年配者には馴染みのあるアナウンスだそうで、聞けなくなって寂しいとの声がたくさん上がっていました。