「世界中がゴーストタウンのようだった…」静寂に包まれた2020年の各都市の映像
2020年前後を過ごした世代は、この時期のことを生涯忘れることはないでしょう。
新型コロナウィルスが世界中にまん延し、世界中でロックダウンの措置がとられ、そして大都会から人々の姿が消えました。
静寂に包まれた2020年の各都市の映像が、海外掲示板で改めて話題となっていました。
2020: year the world stood still pic.twitter.com/ghVjinuWM7
— Historic Vids (@historyinmemes) November 30, 2023
パリ、ニューヨーク、武漢、リスボン、サンパウロ、インド、ロサンゼルス、ロンドン、ブエノスアイレス、マドリードなど、普段は活気に満ちた都市部が静まりかえっています。
にぎやかだった通りはまるでゴーストタウンに。
昨日のことのようでもあり、ずっと昔のことのようでもあり、不思議な感覚を覚えます。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●2024年まであとわずか。2020年はほぼ4年前だ。これが時間の加速でないというなら、私はもう何が加速なのかわからない。
↑10年の40%近くが終わったということか。Z世代(1990年代中期〜2010年代初期生まれ)でさえ歳を取り始め、団塊の世代になりつつある。
↑今、私は世界の破壊者、ブーマー世代(1946〜1964年生まれのベビーブーム世代)になった。
↑当時のことはあまり覚えていないが、その感覚はとてもゆっくりしたもので、今振り返ると速く感じる。
●もう4年も前のことだなんて。私の時間感覚は完全に壊れている。
↑本当に。今起こったことのように感じる。
↑つい最近起こったことのように感じるし、ひと昔前のことのようにも感じる。
↑今がその時だ。
↑その時はどうなったんだ!?
↑見過ごしたんだよ。
↑いつ?
↑たった今!
●そうだよ、COVID-19は多くの人々の時間感覚を狂わせた。もう2024年なのは信じられない。今年が始まったばかりのように感じるよ。
↑人々はコロナ禍を時間マーカーとして使う……。「コロナ前」とか「コロナ後」とか通常の会話として使っている。コロナ中に何をしていたみたいに覚えている。
ちなみに自分たちは何度か外出して、人がいたら絶対に飛ばせないようなスポットでドローンを飛ばすことができた。それがコロナ禍での一番お気に入りの思い出だ。
↑そう、自分はコロナ禍のことをタイムスリップと呼んでいる。現実認識を完全に変えてしまった。
●数か月も経たないうちに、すべての動物たちが人間のいない場所に戻ってきたのを覚えている。
↑大気中の汚染レベルは、誰もが予想していたよりもずっと早く低下した。
↑2週間の監禁生活で、その違いを嗅ぎ取ることができた。
↑住まいはどこ? 中規模の都市では気づかなかった。
↑ロサンゼルスだよ、クリーンな空気にも貢献。
●最高の時代であり、最悪の時代でもあった。
↑最もぼんやりしている時期かも!?
●渋滞がないのは素晴らしいことだが、同時に恐怖でもあった。職場へ運転しているときに思った。
●(投稿者)ブラジル・サンパウロの工場で無人運転されていた自動コンベアには不気味なものがあった。
●車で通勤していたとき、15分以上、1台の車も見なかったことを覚えている。それはとても奇妙で気持ちが悪かった。とても静かだった。
そして今、それが懐かしい。それ以来、自分は変わってしまった。もう外に出たくない。店に行っても、最近の人々がいかにひどいかを思い知らされるだけだ。もしパンデミックが起こらなかったら何をしていただろう。今までの人生も、2019年の世界も、とても遠いものに思える。まるで別の人生のように。
自分は純粋に、精神的に決して同じではなくなった。
↑同じように感じている。あなた独りではない。前の自分ではなくなった。
多くの人の価値観まで変えたコロナ禍。さらに5年、10年経って振り返ったとき、この時代のことをどう感じているのでしょうか。