「オレ仕事してないんだ」と言うと、みんなが抱く印象がちがう…
就職はいつの世も大変ですが、失業に対するイメージは、当の本人とまわりとではギャップもあるようです。
ある失業中の男性が「誰かに働いていないことを言うと、こんなギャップが生じる」という投稿画像が、海外掲示板の人気を集めていたのでご紹介します。
わかる気がします。
特に仕事が忙しいときだと、失業中というのは長い休暇のようにも思われ、夜はバーで遊んでいるとか、のんびりビーチへ旅行とか、朝はいつまでも寝ていられるとか勘違いされて、うらやましがられてしまうのではないでしょうか。
しかしながら、実際に失業したら現実は厳しいのだと、この画像で伝えたかったようです。
海外掲示板のコメントを抜粋してご紹介します。
●僕には仕事がある。でも下の画像のような気分になるのはどうしてなんだ。
↑世界では最低なことは失業していることで、2番目に最低なのは雇用されているということ。
↑いや、最悪なのは収入がゼロということだ。
↑いや、最悪なのはインターネットにつながらないってことだ。
●ハイ、君の旧友のウォッカだよ。ちょっと大変な時期だと聞いたんだけど、君のためにいつもそばにいるよ。どんな良いときも悪いときも、なにもかも忘れさせてあげるよ。
●(投稿者)この画像は「ああ、惨めだ、なんでオレは失業中なんだー」って意味で作ったんじゃないんだ。僕は30代半ばで妻も子供もいない。プロダクト・マネージャーとして数社の大企業に15年ほど勤めた。4ヶ月ほど専門職に就こうとしたあと、もう気にせず最低賃金の仕事にも応募し始めた(タコベルとかウォルマートとか)。そしたら僕の職歴が高すぎるって全部却下された。でもそんな理由は嘘だ。昔ウォルマートの管理者として前線で働いていた女友達が教えてくれたけど、僕のようなタイプは次のいい仕事を見つけるとすぐ辞めるので雇わないそうだ。他の会社でも同じことをしていると聞いたし、失業中の奴も雇わないそうだ。でもオレはあきらめないぞ、いつか景気がよくなれば仕事に就く。ただいつも失業中だと言うたびに、みんなから「ラッキーだね」とか言われるんだよ。
↑自分も似たような状況だ。いろんな資格を所持していて、IT業界で5年の職歴があるけど、雇ってくれるところが見つからない。最低賃金で働くと、失業保険が切れるので、むしろマイナスになる。
↑最低賃金の職を得るのに、逆に嘘をついたことがあるかい。それで僕はいけたぜ。
↑(投稿者)同じことをしたけど、二度とやらないよ。僕がしたところでは、僕の身元調査をしたと言って、嘘がばれた。
●この社会で失業中というのは魂をつぶされるような経験だよ。なぜなら世の中は仕事で評価を下されるからだ。家にいる親や子供にまで稼ぎが無いと軽蔑の目で見られる。しかも一日中、求職しているとなると最悪だ。
↑ついでに「仕事を得られないのはがんばりが足りない」って言うやつを暗殺したい。スーパーのパートの仕事でさえ、もっと稼ぎの良い仕事をしていたって理由で難しいんだぜ。
●失業中の人を休暇中って見てはいないと思うよ。その手のリアクションはきっと不安にさせないよう気を使ってるのさ。想像してみるといい、「え?失業中なの?そりゃ不安だよね。どうやって食べていくんだろ。言いたくないけどガス代だってすごい高いし。きっと医療保険もないよね、病気はもう出来ないね」こんな風に言われたくないだろう。
●その写真に、ウォッカを朝の2時半に飲んで泣いている写真があったら、1年半は失業中ってことだ。
●同情するよ。失業で僕は気が狂いかけたよ。経済的に余裕がなくなることで、1日がどんなに長くなるか、みんなわかってないんだ。
仕事をしていると、たまには大きな休みをガツンと取ってみたくなりますが、今の時勢では、仕事があるというだけでもありがたいようです。
I have been unemployed for almost a year and still can't find a job