「すごい技術だ…」死んだUSBメモリを復活させる作業の一部始終
大事なデータが入ったUSBメモリが認識しなくなっても、運が良ければ業者が復旧してくれる可能性は残っています。
プロはどうやってUSBメモリを修復してデータを取り戻すのでしょうか。
それを行っている動画がありました。
Data recovery from a dead USB flash drive pic.twitter.com/RvhNZYPY7V
— OMGThatsInteresting (@omg_interesting) December 26, 2023
なんと細かい作業!
データを取り戻すために、これほどの技術と忍耐力を必要とするのですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●だから復旧依頼は高いんだな。
↑これにはいくらかかるの?
↑個人でやるとしたら、特殊な工具に1000ドル(約14万円)、1個につき数時間の労働、そして数え切れないほどの技術の下積みが必要だろう。その上、希少性という代償もある。
もし、1台あたり300ドル(約4万3000円)くらいの「原価価格」で依頼を引き受けたら、カレンダーは数か月先まですぐに埋まい、結果として待たされる顧客も不幸になる。
↑それは需要と供給の基本的なコンセプトだね。
●これはめちゃくちゃ面白かった。シェアしてくれてありがとう。データ復旧のプロセスをもっと見たかった。
↑全く同じではないが面白いエピソードの記事を読んだことがある。
あるチームが「軍用」暗号化USBドライブの 「鉄の鍵」をどのようにクラックしたか説明されていた。そのドライブは10回失敗すると自動フォーマットされる仕組みで、8回失敗した。彼らは暗号化チップをミクロン単位で研磨し、各ステップの間に写真を撮って完全な3Dモデルを作成した。
7000ビットコイン以上(400億円以上)が入った古いUSBドライブに侵入するのが目的で、解読する価値があった。
●だから、すべてを焼却するべきなんだ。
↑喜ばしい、誤って削除してしまった1970年代のポルノコレクションにまだ希望があるんだな。
●USBメモリでこのレベルの復旧的なことをする唯一の理由は、暗号ウォレットのためだと思う。
↑あるいは、ホワイトカラーの金融犯罪から児童ポルノに至るまで、さまざまな犯罪の証拠を回収する法的な目的。
↑以前ベストバイ(家電量販店)で働いていたとき、博士課程の学生がやってきた。彼の論文はUSBメモリに保存されていた。最終的には彼は1200ドル(約17万円)ほど払った。回復過程を見るのは本当に楽しかった。
●データの隠滅のために海に投げ込む変態どもよ……気をつけろ。
価格や必ず復旧できるとは限らないことを考えると、やはり日頃からバックアップを取る事が大事ですね。