睡眠時間が短くて済む「ショートスリーパー」…遺伝子変異が原因だった
一般的に成人は7〜9時間ほど睡眠をとりますが、4〜6時間ぐらいの睡眠で元気に活動できる人を「ショートスリーパー」と呼びます。
ショートスリーパーの割合はごく少数で、遺伝子変異が原因であると判明しています。
2014年にピッツバーグ大学の研究者が、ショートスリーパー症候群が遺伝子変異であることを発見しました。
ショートスリーパーは6時間未満の睡眠でも正常に機能し、意図的に睡眠を制限する人とは対照的に、睡眠不足から「回復」する必要がありませんでした。
さらにその突然変異の遺伝子をマウスに与えると、同じように機能したとのことです。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●私の夫がショートスリーパー。私が8〜9時間寝るのは普通のことであり、怠けているわけではないと彼が理解するまで何年もかかった。
↑自分は4〜6時間の睡眠で問題ない。妻は少なくとも9時間は寝ないといけないので、そのことで気が狂いそうになった。
●まって、ショートスリーパーは、単に睡眠時間が短くなるだけなのか、それとも他の副作用があるの?
↑(投稿者)睡眠時間が短くなるだけ。副作用もない
↑長期的な副作用は? 睡眠のような重要なものを短くすることに、何のマイナス面もないなんて信じられない。
↑ビル・ゲイツはこの遺伝子を持つことが確認されており、成人してからずっと1日4時間ほど眠っている。この遺伝子はおそらく、寝ている間に体がやるべきことをすべて早くやってくれるから、目が覚めるのだろう。
●なんと呼ぶか知らないが、自分はこの遺伝子の反対のものを持っている。
↑同じく。放っておけば12〜14時間は眠れる。目が覚めても、寝返りをうってすぐに眠りに戻れるよ。
↑自分だけだと思っていた! 9時間だと悪い睡眠時間で11〜12時間が完璧。
↑自分も同じ。仕事のせいで8時間睡眠だけど気分は悪い。暇な週末は12時間寝て、最高の気分。体が10〜12時間の睡眠を必要としている。
↑妻は起こさないと17〜19時間は眠れる。睡眠パターン、ビタミン剤、睡眠時間の増やし方、減らし方など、あらゆることを試したが、医療機関は彼女を責めるだけで何の解決にもならない。頭に来るよ。
↑自分もまったく同じで過眠症と呼ばれている! 不眠症の正反対で、名前があること、そして自分だけではないことがわかっただけでも本当に助かった。
●自分は6時間くらいしか眠れない拷問のような睡眠をとっている。それなのに朝起きるとめちゃくちゃ疲れている(笑)。
↑睡眠時無呼吸症候群の検査を受けるべき。
↑CPapマシンのおかげで偏頭痛はかなり減ったし、6〜7時間の睡眠で気分もよくなったけど治りはしなかった。
↑サイレントナイトマウスガードを試してみて。愛用してるけど、基本的に寝ている間に下あごを押し出して、気道を開いてくれるもの。
●よし、CRISPR(遺伝子編集技術の一つ)よ、魔法をかけてくれ。この遺伝子が欲しい。
↑そう? みんな8時間は寝た方がいいって言うけど、自分は10時間寝ないと休んだ気がしない。
↑毎日2時間、時間が増えると想像してみてほしい。実質的に人生が何年も増える。
●かわいそうなネズミたち。余分な出来たマウス時間、何もすることがなかったに違いない。
●資本主義の支配者たちに、これ以上の搾取アイデアを与えてはならない。
↑軍司令官の皆さん、こんにちは。スーパーソルジャーの準備が整いました。
副作用やデメリットがないのであれば、うらやましいと感じる人は多いことでしょう。今後の研究が待たれます。