土星を毎年撮り続けてたら傾きが変化していた…表情の違いに興奮する
リングを持つ土星だからこそわかりやすい立体的な変化。
毎年撮影していると、こんな楽しみ方もできるのですね。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●いいね! あと24年ほどで、全周回軌道を捉えることができるだろう! それはクールなアニメーションになるだろう。
↑完全な軌道? この一連の写真が続くと、土星は逆さまになって輪の反対側を見せることになるの?
↑そうだよ、数年後にはリングの「下」の面を見ることができるだろうし、リングが傾いて戻り「上」の面を見せるようにもなるだろう。
↑ああ、いつになったらクールな六角形の嵐を見ることができるのだろう。
↑「リングのエッジが見える」状態から「リングが最大傾斜する状態」まで約7.5年かかり、次の「リングのエッジが見える」状態は2025年。次の「リングが最大傾斜する」状態は2032〜2033年頃になると思う。
●(投稿者:danborja)使用した機材
- Celestron Nexstar 6SE(望遠鏡)
- TeleVue Barlow 2x(倍率レンズ)
- Optolong UV/IR Cut Filter(UV/IRカットフィルター)
- ZWO ADC(アダプティブ光学系補正装置)
- ZWO ASI290MC(カラー冷却カメラ)
僕のインスタでもっと見ることが出来る。
(Daniel Borja@danborjaa-Instagram)
この趣味は2019年から始めたので、私の上達ぶりも確認できる。
●もう1年経てば、リングは(一時的に)消えるだろう。
↑さらに数億年経てば、環は(永久に)消滅する。
↑いや、海王星と結婚するときに2つ目のペアができる。
●あんなに大きくて遠くて広大で何もないところに、何も隔てるものがなく惑星を観察できること、そして美しい環をこの解像で撮影できることに驚嘆する。
↑弱い望遠鏡を使っても環を見ることが出来ることに驚くだろう。謙虚な体験だよ。
今後も撮影を続けてほしいですね。