2024年02月09日 18:44

「チェーンソーを使ったこの木の切り方が美しいんだけど…なんで人気がないの?」→理由があった

 

この木の切り方は今ではあまりしないのかな
木をチェーンソーで伐採する際には、いくつかの伐倒技術が用いられています。

あまり一般的ではないキーノッチと呼ばれる伐倒技術を見て、「なんで今はこの方法が使われなくなったの?」と疑問に思う人がいました。

Reddit/Jack_of_Hearts20

まずは倒したい側に「くの字」の切れ込み(受け口)を入れています。

日本で一般的な「追い口切り」(コンベンショナルノッチ)や、北欧式(オープンフェイスノッチ)などもここまでは同じで、
この木の切り方は今ではあまりしないのかな01
それらは次に反対側に水平に切り込み(追い口)を入れるのですが……。

キーノッチでは受け口の下にチェーンソーを入れて、縦長のブロック状にくり抜きました。

そうすることで木が倒れたときに、向きと場所が完全にコントロールされている!

ヒンジのように美しく収まっていますね。

海外掲示板のコメントをご紹介します。

●キーノッチ"Key notch"って言うやり方だね。

(投稿者)ありがとう。

↑時間が余分にかかるのと、何らかの理由で木が早く倒れたときにチェーンソーが動かなくなる可能性があるので、今は使われなくなったんだ。

↑予想より早く木が倒れるのを防ぐために、受け口は最後にカットしたほうがよさそうだ。受け口はノッチにかかる時間の数分の一だしね。

●3分半かかっている。
ソフトパインの木でなければ、もっと時間がかかっただろう。伝統的な追い口なら、3分どころか10秒もかからない。
この方法は一般的に、丸太を切り株から飛び出させたくない場合に使う。例えば、壊したくないデッキを突き破って生えている場合とかね。
しかし、彼らはYouTubeの動画のためにこのテクニックを見せびらかしているだけなのだ。よくやった。

●何よりもまず、あのヒンジは深すぎる。
なぜキーノッチが頻繁に使われないのかについて。
・時間が多くかかる
・肉体的な労力も増える
・刃とチェーンの摩耗も増える。(だから動画の刃が鈍いのかもしれない)
・さらなるスキルが必要。


効率面などからキーノッチは一般的ではないとのことですが、倒せる範囲が狭いときなどにメリットがあるとのことです。

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