「ギプスだけ切れて肌は切れない『ギプスカッター』ってどんな仕組みなの?」わかっていてもスリルを感じる切断風景
How cast saws don’t hurt your skin
— Massimo (@Rainmaker1973) February 11, 2024
[🎞️ Zack D. Films]pic.twitter.com/VaVTAkWEC5
手ごと切れそうに見えますが、回転せずに振動しているので皮膚にあたっても切れないとのこと。
ブレードの小さな刃の振動は、ギプスような硬い素材は切断されますが、皮膚のような柔らかい弾力性のある素材はグリップを得ることができず、皮膚を前後に押すだけなのだとか。
しかし眼の前でウィーンと回転したカッターを見せられた患者は、スリルを感じることでしょう。
海外掲示板のコメントをご紹介します。
●ギプスをしたことがある。治りかけにギプスを交換もした。最初にギプスカッターを目にしたときは本当に怖くて、ずっと足が震えていたよ(笑) ちなみに小5のときに骨折した。
↑同じく。本当に怖くて、この丸ノコで何をするのかと腕を引っ込めた。看護師は素手と腕で実演してくれたが、最後まで疑っていた。
↑なんで丸ノコみたいな形状なんだろう? ギプスと接触する部分に刃があるだけで十分ではないか?
↑ギプスカッターには半円刃と円刃のタイプがある。自分が働いているクリニックには、それぞれ1つずつある。丸刃は、片側が鈍くなったときに回転させることで、交換する代わりに2枚分の刃を使えるメリットがある。
↑そんな理由だったんだ。彼らがノコギリをぶん回すのを見たときは、私も怖くてたまらなかった。
●皮膚は切らないかもしれないけど、熱くなって火傷や傷ができる可能性はある。
自分がギプスを割ってもらったとき「皮膚が切れたんじゃないか」と訴えたら「皮膚を切ることはできない」と言われた。
ギプスが外れたとき、熱いノコ刃の傷跡が一直線に残っていた。
↑摩擦熱だね、万歳! そしてお気の毒。
↑まったく同じことが自分にも起こった。骨折してギプスがきつかったので外したらものすごく痛くて、6週間後には手首から前腕の半分まで傷跡が残った。
↑実際には皮膚に一時的な跡が残るだけなのに、多くの人が傷という言葉を使う。彼らが実際にどういう意味で使っているかは分からないが、自分は一時的な跡と認識している。
●小さい頃にギプスを切られたことを覚えている。7歳だったかな。医者は、ギプスカッターでは(皮膚は)切れないと手の上で見せてくれた。信じなかった。
↑自分もそうだった。近づいてくるのさえ怖かったから、どうやってじっと座っていたのか覚えていない。
追記)今、思い出したよ。工業用のハサミを使うしかなかった。
●皮膚への刺激や火傷を避けながらギプスを切り落とすには注意が必要だ。ギプスカッターは確かに有効だが、安全に行うには少しの経験と指導が必要である。
↑皮膚に押し付ける理由はない。硬い層は外側のシェルと内側のパッドに過ぎない。
●えっと、私の生涯の不安の一つが消えた。
●この世は嘘ばかりだ!
患者が驚いて動いたりすると、摩擦熱などによるダメージが出るケースもあるとのことです。