第1回「世界で最も醜い芝生コンテスト」…優勝はタスマニア女性の庭
スウェーデンのゴットランド島が主催する「世界で最も醜い芝生コンテスト」。
いったい何のためと思うところですが、緑の芝生を維持するために水が浪費されていることへの問題提議という崇高な目的から生まれた企画なのだとか。
優勝したのは、オーストラリア・タスマニア島のお庭でした。
Petting a Wild Deer Goes Poorly || ViralHog - YouTube
第1回「世界で最も醜い芝生コンテスト」の栄えある優勝者は、オーストラリア・タスマニア島のキャスリーン・マレーさん。
定期的な芝刈りや手入れをやめることで、庭を野生動物の楽園に変えました。
世界中から醜い芝生の持ち主が参加し、応募作品はどれも醜いものばかりだったので審査員も簡単な作業ではありませんでしたが、入念な審議の結果、彼女の庭が選出されました。
優勝賞品である「世界で最も醜い芝生の誇り高き所有者」と書かれた古着のTシャツを獲得しました。
なんともつつましやかな賞品ですが、水の節約を称えるコンテストなのでこれもエコの一環なのかもしれません。
ゴットランド島はバルト海の島で、頻繁な干ばつと水不足の問題に悩まされているとのこと。
2022年に「ゴットランド島で最も醜い芝生コンテスト」を開催したところ好評だったことから、世界コンテストを実施したそうです。
キャスリーン・マレーさんは「これで芝生の見た目について言い訳を考える必要がなくなったわ」と誇らしげに語っています。
今後もコンテストは開催される予定です。